今回ご紹介するのは2023年3月24日に発売されたCAPCOM「BIOHAZARD RE:4=以下、バイオハザード RE:4 」です。
「バイオハザード RE:4」の価格はSTEAMにて7,990円で発売中です。
プラットフォームはPC版(STEAM)になります。
ストーリーは省略し、あくまで「ベンチマーク」が目的です。
「4K」をベースにスコアを挙げていきます。
これから「バイオハザード RE:4」を遊んでみたいという方に参考になれば幸いです。
システム要件
「推奨/最低」
OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (64bit必須)
プロセッサー・・・Intel Core i7-8700 / Intel Core i5-7500
メモリー・・・16 GB / 8 GB
グラフィック・・・NVIDIA GeForce GTX 1070 / NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti
AMD Radeon RX 5700 / AMD Radeon RX 560
DirectX・・・Version 12
ストレージ・・・ 85 GB 利用可能
ゲーム画面
基本的に指示が出されますが「マップ」を参考にしながらストーリーを進めていきます。
「HUD」は非表示になっていますが、それが没入感を高め非常にスリリングなものにしています。
「銃」を構えると「HUD」は表示されます。
画質設定
❶ウルトラワイド対応「21:9」
ウルトラワイドモニターを使ってプレイすれば一般的なモニター「16:9」では味わえない没入感が楽しめます。
❷画質プリセットは「6段階」、調整できます。
❸アップスケーリング対応(DLSS、FSR)
「アップスケーリング=DLSS、FSR」は「レイトレ機能」など光源処理を行いながら制作者が意図するオリジナル風味をなるべく壊さず描きます。
ここで「レイトレ機能」の違いを見てみます。
こちらは「レイトレ機能・オン」の画像ですが枠を拡大してみます。
「レイトレ・オン」
「レイトレ・オフ」
「木の幹」に注目ですが「レイトレ・オン」では水面に伸びて反射していることが分かります。
「アップスケーリング画像」は「DLSS」が対応次第、追記いたします。
それでは「ベンチマーク」を見てきます。
ベンチマークスコア検証
PC構成
【PCケース】STREACOM BC1 V2 Open Benchtable Titanium
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」XFX社「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX」インテル社「Intel ARC A770 16GB」
【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
【Ver】GeForce 531.18 / Adrenalin Edition 23.3.1 / 31.0.101.4146
「Resizable BAR」は有効にしています。
検証時は「プリセットー限界突破」「RTオン」に設定しています。
ゲーム中のフレームレートを測定する「CapFrameX」を使用します。
冒頭から「90秒」かけて道なりに進んでいきます。
❶平均フレームレート(4K、WQHD、FHD)
「アップスケーリング」は「3/29」の時点では「FSR」のみ対応しています。
「DLSS」「XeSS」が対応次第、追記いたします。
「RTX4090」では「4K/144fps」でキープすることはありませんがカクツキが、ほとんど発生しないので非常に軽快です。
「RX7900XTX」は「RTX4090」と同様、非常に軽快です。
「RTX3090」ならプリセットをワンランク下げれば「4K画質」でも快適です。
「A770」は「フルHD」で「限界突破」を「60fps」キープできるのが驚きです。
設定次第で「4K60fps」が可能です。
プレイ感想
「オリジナル版」にあった要素が「簡略化」されて「謎解き」「ギミック」「フィールド」「一部の敵」が削除された点は気になりました。
ゲームは最適化がしっかりなされており、バグに遭遇しませんでした。
ただ全体的に暗いシーンが多いので初期設定にて「明るさ調整」が必須になります。
「ストーリー」や「UI」も洗練されています。
トレイラーで気になった点も修正されてました。
「RE3」で批判された点にもしっかり反省しユーザーに向き合う姿勢が感じられました。
良かったところ
❶「映像」と「音」が大きく進化しています。
特に「射撃音」の迫力や歩いている時に村人の声があちこちから聞こえることでホラー要素も完璧に表現されています。
❷「RE3」で不足していたボリュームが改善されており「STANDARDプレイ」で約16時間程度のボリュームになっています。
細かく探索すれば、もっと楽しめる箇所もあるため、やりこみ要素も満載です。
❸美麗グラフィックでありながら軽快です。
「A770」は「フルHD」で「プリセット限界突破」にしても「60fps」をキープします。
❹「ロード」が早くストレスなく楽しめます。
残念な点、注意する点
❶ゾンビが「タフ」で弾数が足りないです。
無駄撃ち出来ないので武器管理が大変です。
❷「ダッシュ」や「ターン」が遅いので、あっけなくゾンビに掴まります。
もう少し機敏に反応してほしかったです。
総評
「最先端グラフィック」を駆使し「原作」を尊重しつつ完璧に再現された傑作の「神ゲーム」です。
「美麗グラフィック」でありながらマシンパワーはそこそこのスペックで遊べるのは良かったです。
まだ「オリジナル版」をプレイしていない方でも「RE:4版」で十分、楽しめます。
筆者は「オリジナル版」もプレイ済みですが「RE:4版」の方が遊びやすく工夫されているので「RE:4版」をオススメします。
もちろん「RE:4版」をクリア後、「オリジナル版」も傑作なので是非、遊んでみてください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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