NVIDIA社は2025年6月24日、最新のミドルレンジGPU「GeForce RTX 5050シリーズ」の発売を正式に発表しました。
発売日・・・7月下旬
価格・・・国内価格44,800円~
スペックは以下の通りです。
GPU | RTX5050 | RTX3050 |
コア数 | 2560 | 2560 |
ベースクロック | 2310 MHz | 1550 MHz |
ブーストクロック | 2570 MHz | 1780 MHz |
メモリ | 8 GB | 8 GB |
メモリ種類 | GDDR6 | GDDR6 |
バス幅 | 128-bit | 128-bit |
メモリ帯域幅 | 320 GB/S | 224 GB/S |
TDP | 130 W | 130 W |
❶RTX 5050 vs RTX 3050 ― 同じコア数でも進化は“体感できる”!
一見すると、CUDAコア数はどちらも「2,560基」と同じです。
しかし実際には、RTX 5050のベースクロックは2,310MHz、ブースト時には最大2,570MHzと大幅に高速化されています。(RTX 3050はベース1,550MHz/ブースト1,780MHz)
同じコア数でも実行性能は明確に向上しています。
❷メモリ帯域も大幅アップ !「GDDR6」を活かしきる設計に!
メモリ容量やバス幅は同じ8GB/128bitながら、帯域幅は320GB/sと、前世代の224GB/sから約43%も増加しています。
メモリがボトルネックになる場面が減り、特に高解像度テクスチャやレイトレーシング処理時に恩恵を感じやすくなっています。
❸TDPは据え置き、消費電力130Wで据え置き設計!
性能が大幅に向上しているにもかかわらず、TDP(消費電力)はどちらも130Wです。
NVIDIA社の最新プロセスや電力効率の向上による成果と言えるでしょう。
電源ユニットの再選定が不要な点も、エントリークラスからミドルクラスのユーザーにとっては嬉しいポイントです。
筆者が気になるポイント
今回発表された「GeForce RTX 5050シリーズ」の最大の魅力は、シングルファン仕様であることです。
ゲーム専用ではないけれど、たまには軽く遊びたい!
そんなセカンドマシン需要にぴったりなバランスが、SFF(Small Form Factor)ユーザーの心をしっかりと掴んでいます。
このサイズ、この性能で思い切って、超小型ゲーミングPCに挑戦してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
AD: N.K
この記事がお役に立ったと感じたら、リツイートやいいねで共有していただけると嬉しいです。