
今回ご紹介するのは、2024年6月18日に発売されたUbisoft社「Avatar: Frontiers of Pandora、以下=アバター」です。
価格はSteamで9,790円です。
PC(Steam)向けのタイトルになります。
本レビューではストーリーはあえて省いて、ベンチマーク性能にしっかりフォーカスしています。
ベンチマークは「最新グラフィックボード」と5Kモニター「45GX950A-B」を使い、5K解像度で行いました。

「Avatar: Frontiers of Pandora」が気になっている方の参考になれば幸いです。
システム要件
| システム要件 | 推奨 | 最低 |
| OS | Windows 11 64-bit | Windows 10 (64bit必須) |
| プロセッサー | Intel Core i5-11600K / Ryzen 5 5600X | Intel i7-8700K / AMD Ryzen 3 3600 |
| メモリ | 16 GB | 16 GB |
| グラフィック |
NVIDIA GeForce RTX 3060 (8GB) / AMD Radeon RX 6700XT (12GB) |
NVIDIA GeForce GTX 1070 (8GB) / AMD Radeon RX 5700 / Intel Arc A750 |
| DirectX | Version 12 | Version 12 |
| ストレージ | 90 GB | |
ベンチマークスコア検証

【CPU】AMD社「Ryzen 9 9950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG CROSSHAIR X870E HERO」
【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR DDR5-7200MHz DOMINATOR TITANIUM 48GB ブラック [24GB×2枚] 」
【GPU】ASUS社「RTX5090 ASTRAL」NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1200e」
【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」
【Ver】GeForce 576.88
「Resizable BAR」は有効にしています。
「BooStudio」では、補助機能によるスコアの偏りを防ぐため、各GPUのネイティブレンダリング性能に重点を置いて検証しています。
テストは各GPUに対して「ネイティブ解像度」で実施しています。
フレームレートの計測には、収録されている「ベンチマーク」を使用しています。



「Avatar: Frontiers of Pandora」を通して改めて感じたのは、「RTX5090」が映像美にこだわるゲームで真価を発揮する一枚だということです。
❶ 高解像度で際立つパフォーマンス!
5K・・・127 vs 93(+34fps)
4K・・・153 vs 116(+37fps)
30fps以上の差を安定してつけるこの結果からも、密林や水面、広がる空といったPandoraの美しい描写を、「RTX5090」が余裕を持って描ききっていることが分かります。
ただし、冒頭の密林+水面が重なるような場面では、どちらのGPUも一時的にフレームレートが落ち込みます。

「RTX4090」の場合、瞬間的に「45fps前後」まで低下する場面も確認されました。
とはいえ、あくまで局所的なもので、プレイ体験全体に影響を与えるレベルではありません。
全体を通じて、4K以上の環境で「Pandoraの世界」にどっぷり浸かりたいゲーマーにとって、「RTX5090」はまさにベストマッチといえるでしょう。
❷ WQHD~フルHDでは安定感が際立つ!
WQHD:207 vs 142 fps
このあたりの解像度でも「RTX5090」がしっかりとリードを保っており、描画の安定性・余裕のある帯域が効いている印象です。
「RTX4090」も十分な性能を持っていますが、「RTX5090」の“伸びしろ”がより強く感じられます。
❸ Pandoraの美しさを最大限に味わいたいなら!
「RTX5090」は、映像体験を突き詰めたい方にピッタリな選択肢です。
特に「4K〜5K」の高解像度環境では、描写の細やかさと没入感が一段上の次元に到達します。
一方で、「RTX4090」も「200fps」に迫る高いスコアをキープしており、コストパフォーマンスや高効率を重視する方には、依然として強力な候補であることに変わりはありません。
この夏、Pandoraの大地を最高の画質とフレームレートで旅してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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