
今回ご紹介するのは、2025年7月15日に発売されたNordcurrent Labs社「エリクスホルム:奪われた夢」です。
Steamにて無料配信中(体験版)です。
PC(Steam)向けのタイトルになります。
本レビューではストーリーはあえて省いて、ベンチマーク性能にしっかりフォーカスしています。
ベンチマークは「最新グラフィックボード」と5Kモニター「45GX950A-B」を使い、5K解像度で行いました。

「ゲームタイトル」が気になっている方の参考になれば幸いです。
システム要件
| システム要件 | 推奨 | 最低 |
| OS | Windows 11 64-bit | Windows 10 (64bit必須) |
| プロセッサー | Intel Core i5-10400 / Ryzen 5 5500 | Intel i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 16 GB | 8 GB |
| グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700XT | NVIDIA GeForce GTX 980 / AMD Radeon RX 580 |
| ストレージ | 15 GB | |
ベンチマークスコア検証

【CPU】AMD社「Ryzen 9 9950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG CROSSHAIR X870E HERO」
【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR DDR5-7200MHz DOMINATOR TITANIUM 48GB ブラック [24GB×2枚] 」
【GPU】ASUS社「RTX5090 ASTRAL」NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
AMD社「リファレンスモデル RX7800XT」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1200e」
【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」
【Ver】GeForce 576.88
「Resizable BAR」は有効にしています。
「エリクスホルム」はGPU負荷が小さいため現実的な構成での検証も追加しました。
「BooStudio」では、補助機能によるスコアの偏りを防ぐため、各GPUのネイティブレンダリング性能に重点を置いて検証しています。
テストは各GPUに対してプリセット「最大設定」+「デフォルト解像度」で実施しています。

フレームレートの計測には、NVIDIA社の「FrameView」アプリを使用しています。
計測シーンはゲーム冒頭の90秒間のプレイ部分に絞って測定しました。


❶「RTX5090 / RTX4090」
「5K」でも「250fps」を超える驚異的なフレームレート、まさに“オーバースペック級”の安定感です。
「4K」から「フルHD」にかけてはフレームレートの伸びにほとんど差がなく、どの解像度でも頭打ち感が見られました。
これは純粋な処理性能の高さに加えて、「ゲームエンジン側」の「最適化」や「描画上限」の影響が見えてくる場面でもあります。
❷「RX7800XT」
一方、「RX7800XT」は5K・最大設定で「96fps」をマークしています。
このクラスとしては十分すぎる健闘ぶりです。
「5K=重たい」という常識のなかで、「100fps」に迫るこの滑らかさは、素直に評価したくなります。
解像度を下げればさらにフレームレートが伸び、「WQHD」で「229fps」、「フルHD」では「246fps」に到達します。
GPUリソースをしっかり使い切ってくれている印象です。
❸もう、“ミドルでも5K”の時代へ!
パフォーマンス全体を見渡してみると、「5K環境」で戦うには「ハイエンド」が当然と思われていた中、「RX7800XT」のような「ミドルクラスGPU」でも、しっかり実用ラインに届いているのは素晴らしい進化です。
もはや「高解像度=ハイエンド一択」の時代ではありません。
「エリクスホルム」の最適化も相まって、「RX7800XTクラス」でも「ちゃんと遊べる5K」が実現できています。
この夏、「エリクスホルムの世界」に、「5Kの神視点(RTS)」でどっぷり浸ってみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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