今回ご紹介するのは2017年に発売されたMiniTool社「MiniTool ShadowMaker」です。(MiniTool社様より、ご提供)
現在はバージョン「V4.7」は2025年4月17日に公開されました。
MiniTool ShadowMaker Free 4.7
Windows 11/10/8.1/8/7 対応の無料「データバックアップソフト」の決定版
「MiniTool ShadowMaker」は、あらゆるWindowsユーザーに向けて設計された、シンプルで高機能な無料バックアップソフトです。
ファイルやシステムを確実に保護し、トラブル時の復元もスムーズ。今すぐ無料でダウンロードできます。
「MiniTool ShadowMaker」では、以下の4つのプランが提供されています。
❶無料プラン
価格:無料
特徴・・・基本的な機能が利用可能
❷Proプラン(月次支払い)
価格:2,000円/月(税込2,200円/月)・・・通常価格:2,800円/月
❸Proプラン(年次支払い)
価格・・・415円/月(税込456.5円/月)通常価格:1,384円/月
❹Pro Ultimateプラン
価格:10,950円(税込12,045円)・・・通常価格:21,900円
各プランには、「今すぐ購入」ボタンと「無料体験」ボタンが用意されていることが特徴です。
- MiniTool ShadowMakerとは?
- 「MiniTool ShadowMaker」の特長
- 用意したモノ
- 「MiniTool ShadowMaker」を実際に試してみる!
- 使ってみた感想
- 良かったところ
- 残念な点、注意する点
- 総評
MiniTool ShadowMakerとは?
「MiniTool ShadowMaker」は、「Windows環境」に対応したオールインワンの「バックアップソフト」です。
「ファイル」や「フォルダ」はもちろん、「システム全体」や「ディスク」、「パーティション」まで、あらゆるデータを手軽に「バックアップ」できます。
「ディスククローン機能」や「ファイル同期機能」も標準搭載します。
バックアップスケジュールの柔軟なカスタマイズや、イメージファイルが占有するディスク容量の自動管理など、使いやすさと実用性を両立した設計が特長です。
「MiniTool ShadowMaker」の特長
❶安心のバックアップ機能
ファイルやフォルダ、システム、ディスク、パーティションまで幅広く対応します。
内蔵/外付けHDDやUSBドライブ、LAN内の共有フォルダにも保存可能です。
❷高速&簡単な復元
トラブル時には、わずかな手順で以前の状態へと復元可能です。
システムクラッシュやハード障害にもスピーディに対応します。
❸自動同期&スケジュール管理
ファイルやフォルダを自動で同期し、異なる保存先でも常に最新状態をキープします。
毎日・毎週・ログアウト時など柔軟なスケジュール設定に対応します。
❹安全なディスククローン
ディスクを丸ごと別ドライブへコピー可能です。
数クリックでシステム環境のバックアップを実現します。
❺効率的なバックアップ管理
古いバックアップイメージを自動的に整理・削除し、容量を節約しつつ、必要なデータはしっかり保持します。
用意したモノ
今回のクローンコピー作業にあたり、新たに「NVMe M.2 SSD(2TB)」を用意しました。
容量に余裕を持たせたことで、システム全体の移行にも十分対応可能です。



「MiniTool ShadowMaker」を実際に試してみる!
バックアップやクローン機能に定評のあるMiniTool社からは、さまざまなユーティリティソフトが提供されています。
今回はその中から、システムクローン作成に特化した「MiniTool ShadowMaker」を取り上げ、実際の操作手順を図解とともに丁寧にご紹介していきます。
まずは、MiniTool社の公式サイトから「MiniTool ShadowMaker」のインストーラーをダウンロードします。
「MiniTool ShadowMaker」のダウンロードはこちら
今回は「無料体験版(30日間)」を使用して進めていきます。
ダウンロードが完了したら、ウィザードに従ってインストールを行います。



インストールが完了すると、利用可能な各プランが画面に表示されます。
まずは「30日間」の無料体験版をお試しください。
試用期間中にUIの操作性や各種便利機能を実際に体感し、ご満足いただけた場合は、購入後にライセンスキーを入力するだけで、すぐに正式版としてご利用いただけます。

ライセンスを購入し、ライセンスキーを入力するとホーム画面へ切り替わり、各種メニューが表示されます。
筆者はシステムドライブ「C:」(500GB)の容量を拡張し、ストレージに余裕を持たせるため、2TBのNVMe SSDを用意しました。
まずは現状のシステム状況を確認します。

クローンコピーを正確に実行するためには、ディスクの仕様上、「コピー元」よりも「ターゲット」の容量が大きい必要がありますのでご注意ください。
たとえ同じ「2TB」と表記されていても、実際の容量がわずかに「コピー元」よりも「ターゲット」の方が小さい場合は、コピーが正常に完了しないことがあります。

詳細を確認すると、「M.2_1」の容量が「2048.4GB」であるのに対し、「M.2_2」は2000.3GBとなっています。
一般的に「2TB」と表記される製品は「約2000GB」の容量を確保していますが、製品によっては「2048.4GB」とわずかに容量が大きいSSDも存在します。
この場合、容量差によってクローンコピーが正常に行えないケースが多いため、十分な注意が必要です。
実際に、「容量2048.4GB」のディスクをコピー元に、「容量2000.3GB」のディスクへクローンを試みたところ、コピー処理が空回りし、異常に短時間で終了。結果としてコピーは失敗に終わりました。
そのため、クローンコピーを行う際は必ず「コピー元」より「ターゲット」の容量が大きいことを事前に確認してください。
それでは、実際のクローンコピー作業に移ります。
まず「MiniTool ShadowMaker」を起動し、メニューの「ツール」から「ディスクのクローン」を選択してください。


コピーを開始する前に、「本当にコピーを実行してよいか」という確認画面が表示されます。内容をよくご確認のうえ、誤操作のないようご注意ください。
特に同容量のSSDを使用する場合に多いのが、「コピー元」と「ターゲット」が逆になっているケースです。操作ミスを防ぐため、対象ディスクの選択は慎重に行ってください。

コピーが正常に開始され、無事に完了しました。


続いて、コピー先の「ターゲット」ディスクが正しく複製されているかを実際に確認します。

ストレージを選択して起動したところ、問題なく起動を確認できました。
続いて、「2000GB」のうち「500GB」をシステムドライブ「C:」に割り当て、残りの「1500GB」を「D:」ドライブとして分割し、2つのドライブを作成します。
以下の手順で進めてください。
❶ 「PC」アイコンにマウスカーソルを合わせ、右クリックします。

❷ 「その他のオプションを表示」をクリックします。
❸ 「管理」を選択します。

❹「ディスクの管理」をクリックします。

するとそれぞれのストレージの状態が表示されます。
(C:)にカーソルを合わせて「右クリック」します。


「ボリュームの縮小」を「クリック」します。

作成するドライブのサイズ(容量)を入力します。(例:1,427,130MB)

これで未割り当て領域が作成されました。
ただし、この状態ではまだドライブとして利用できないため、「シンプルボリューム」を作成する必要があります。




基本的には画面の指示に従い「次へ」をクリックして進めていきましょう。
完了すると「ボリューム(D:)」が使用可能となります。

最後に「PC」を開き、「ドライブ(D:)」として認識されていれば設定完了です。

初めての方には多少手順が多く感じるかもしれませんが、一つひとつ丁寧に進めていけば、スムーズにクローンコピーとパーティション設定まで完了できます。
システム移行やストレージ拡張を検討している方は、ぜひチャレンジしてみてください。
使ってみた感想
良かったところ
❶バックアップ・復元・クローンの基本機能が充実
システム全体はもちろん、パーティション単位やファイル単位でのバックアップにも対応しており、多様なニーズに柔軟に応えます。
差分および増分バックアップ機能により、ストレージ容量を効率的に活用しながら、定期的なデータ保護を実現します。
「OSクローン機能」を使用することで、「HDD」から「SSD」への移行もスムーズに行えます。
さらに、有償版では他のPCへの復元に対応する「Universal Restore」を利用でき、環境移行の自由度が大きく向上します。
❷中古PCの「初期状態バックアップ」に最適
PC購入直後のクリーンな状態をそのまま保存しておくことで、いつでも安定した初期状態へ復元できるようになります。
前使用者の設定やドライバも一時的にバックアップしておくことで、必要な構成要素のみを後から選択して復元することが可能です。
不要なソフトウェアを削除したうえでその状態を保存しておけば、再セットアップにかかる手間と時間を大幅に軽減できます。
❸スケジュール設定と同期機能による自動化運用
日次・週次・ログアウト時など、柔軟なスケジュール設定が可能で、自動的かつ計画的なバックアップ運用を実現します。
また、同期機能を活用すれば、特定フォルダの状態を常に最新に保つことができ、クラウドストレージの代替としての活用も期待できます。
❹ブータブルメディアの作成に対応
システムが起動しない状態でも、USBブータブルメディアを用いることで復旧が可能です。
OSが立ち上がらない緊急時にも、迅速かつ確実に作業環境を復元できるため、安心感のある運用が可能となります。
❺複数PCへの一括展開にも対応
一度作成したシステム環境を、複数のPCへ一括展開できる機能により、教育機関や企業などでの導入・管理にも適しています。
テスト環境の構築や検証後のロールバックなど、反復的な作業の効率化にも有効に活用できます。
残念な点、注意する点
❶多機能ゆえに初心者にはやや難解
本ソフトはバックアップ、同期、クローンといった多機能を備えていますが、それぞれの機能の違いを正確に理解していないと、操作ミスにつながる可能性があります。
特に「クローン」は復元機能ではなく、ディスクの内容をそのままコピーする機能である点に注意が必要です。
❷無料版では一部機能に制限あり
「Universal Restore」や一部の自動バックアップ機能など、一部の高度な機能は有料ライセンス限定となっています。
特に中古PCの環境移行や複数台での展開を検討している場合、無料版では対応しきれないケースも想定されます。
❸ブータブルメディアの作成には事前準備が必要
起動用USBメディアの作成には、ある程度のPC知識と事前の設定が求められます。
また、USBブートを有効にするためには、BIOS設定の変更が必要になることもあり、PCの機種によっては個別の対応が発生する場合もあります。
❹他のPCへの復元には互換性に注意
バックアップデータを別のPCに復元する際には、デバイスドライバやWindowsライセンスの互換性が問題となることがあります。
特にWindowsの「ライセンス認証」については、「復元後」にライセンスが「無効化」されるリスクもあるため、慎重な取り扱いが必要です。
❺クローン作業時の注意点
コピー先のSSDは、コピー元よりも大きな容量が必要です。
【注意】同じ「2TB表記」でも、実容量に差があるとクローンに失敗することがあります。
コピー元・コピー先のドライブは、操作前に正しく選択されているかを十分に確認してください。
総評
「MiniTool ShadowMaker」はどのような方におすすめできるのか、ポイントを整理しました。
❶ 初めてPCのバックアップを行う方
シンプルで分かりやすいUI設計により、迷うことなく操作が可能です。
❷ SSD換装をクローンで行いたい方
OSクローン機能を活用することで、高速かつ確実な移行を実現します。
❸ 学校やオフィスで複数台のPCを管理されている方
環境のコピーと一括展開が簡単に行え、効率的な運用を支援します。
❹ システム復元によるトラブル対策を検討している方
ブータブルUSBによる復旧体制を整え、万一の際も迅速かつ確実な復元が可能です。
つまり、日常的に発生する膨大なデータの損失リスクを低減し、復元の手間や作業時間を大幅に短縮したい方に最適な「データバックアップソフトウェア」と言えるでしょう。
筆者としては、特にゲームユーザーにも強くオススメしたいツールです。
例えば、ゲームタイトルの「MOD機能」を活用してシステムの「Cドライブ」に大きな変更を加えた結果、不具合やシステムの不調が生じた場合でも、事前に作成した「クローンコピー」があれば、素早く元の状態に復帰できます。
ゲームをメインに楽しむ方にとっても、「MiniTool ShadowMaker」は頼れる“復帰ツール”として活躍してくれるでしょう。
もう「MODいじり」も怖くありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
AD: N.K
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