今回ご紹介するのは、2025年9月11日に発売された2K社「ボーダーランズ4」です。
価格はSteamで9,460円です。
PC（Steam）向けのタイトルになります。
本レビューではストーリー紹介はあえて省略し、本作のパフォーマンス面に徹底フォーカスしています。
GPUごとの実動作環境がどう変わるのか、ベンチマークを通して検証していきます。
テスト環境には、5K2Kの超高解像度に対応したOLEDモニター「LG 45GX950A-B」、そして最新のGPU、5機種「RTX5090 / RTX4090 / RTX5080 / RX9070XT / RTX5070 / B580」を用意しました。
本検証では、現行フラッグシップGPUが“超重量級タイトル”に対して、どこまで実用的な性能を発揮できるのかを明らかにしていきます。
「ボーダーランズ4」が気になっている方の参考になれば幸いです。
システム要件
| システム要件 | 推奨 | 最低 |
| OS | Windows 11 64-bit | Windows 10 (64bit必須) |
| プロセッサー | Intel Core i7-12700 / Ryzen 7 5800X | Intel i7-9700 / AMD Ryzen 7 2700X |
| メモリ | 32 GB | 16 GB |
| グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3080 / AMD Radeon RX 6800XT / Arc B580 | NVIDIA GeForce RTX 2070 / AMD Radeon RX 5700 XT / Arc A580 |
| ストレージ | 100 GB | |
ベンチマークスコア検証
【CPU】AMD社「Ryzen 9 9950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG CROSSHAIR X870E HERO」
【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR DDR5-7200MHz DOMINATOR TITANIUM 96GB ブラック [24GB×4枚] 」
【GPU】ASUS社「RTX5090 ASTRAL」、NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」「NVIDIA GeForce RTX 5070」、玄人志向社「RD-RX9070XT」、インテル社「Intel Arc B580 Limited Edition」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1200e」
【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」
【Ver】GeForce 581.57 / Adrenalin 25.10.5 / Graphics Driver 32.0.101.6332_101.8136
![CORSAIR DDR5-7000MHz デスクトップPC用メモリ DOMINATOR TITANIUM DDR5シリーズ Intel XMPメモリキット Intel 700 96GB ブラック [48GB×2枚] CMP96GX5M2B7000C40](https://m.media-amazon.com/images/I/31SBZKO7RyL._SL500_.jpg "CORSAIR DDR5-7000MHz デスクトップPC用メモリ DOMINATOR TITANIUM DDR5シリーズ Intel XMPメモリキット Intel 700 96GB ブラック [48GB×2枚] CMP96GX5M2B7000C40")
「Resizable BAR」は有効にしています。
テストは各GPUに対して「プリセット（バッドアス）」＋「ネイティブ解像度」+「DLSS」で実施しています。
フレームレートの計測には、NVIDIA社の「FrameView」アプリを使用しています。
シーンは、ゲーム冒頭90秒の直線的な進行区間に限定し、フレームレートを統一条件下で測定しています。
【RTX5090 / RTX4090】
【RTX5080 / RX9070XT / RTX5070 / B580】
「ボーダーランズ4」のベンチマーク結果は、NVIDIA社が描く次世代ゲーミングの未来を明確に体現した内容となりました。
中でも「RTX 5090 + DLSS（MFG）」の圧倒的なパフォーマンスは際立っており、解像度を下げるほどフレーム生成の効果が一層強まり、シーン全体が驚くほど滑らかに描かれます。
ネイティブ描画でも「RTX4090」を上回る実力を示し、AIによる「アップスケーリング」と「フレーム生成」の融合が、まるで現実世界に近い没入感を実現しています。
「DLSS」を有効化した「RTX5080」や「RTX5070」は、一段上のパフォーマンスを引き出し、ミドルレンジの枠を超えた快適さを実現しています。
「上位モデル」との差を感じさせない完成度は実に見事です。
一方、AMD社「RX9070XT」は「ラスタライズ性能」で健闘を見せるものの、「FSR」によるスケーリング効果はDLSSには及ばず、AI技術の完成度において明確な差が見られました。
今回の結果から、「DLSS（特にMFG）」はもはや補助的な機能ではなく、新世代GPU体験の中心に位置する革新技術であることが明らかになりました。
「RTX50シリーズ」がもたらす描画の精細さ、応答性、そして映像の深みは、まさに“次元の違うゲーム体験”と呼ぶにふさわしい進化です。
ここまでテクノロジーが進化した「ボーダーランズ4」を、自らの手で体感してみたくなりませんか？
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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