新世代は旧世代を大きく超えよ

科学技術は日進月歩の世界です。特にテレビ、オーディオ、コンピューター関連の機器は急速に加速しています。新世代、旧世代のそれぞれの製品の特長を見い出し参考になれば幸いでございます。当ブログでは、ウェブ広告を利用しています(景表法に基づく表示)

【神翼なるRTX5090】NVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 5090」をレビュー

今回ご紹介するのは2025年1月30日に発売されたNVIDIA社 Founders Edition「NVIDIA GeForce RTX 5090=以下、RTX5090 FE」です。

「NVIDIA GeForce RTX 5090」の詳細はこちら

価格は1,999ドルです個人輸入

 

個人輸入だと1,999ドルで、日本円にすると35〜40万円くらいになります。

 

関税や送料もかかるので、実際に手に入れるともう少し高くなるイメージです。

 

購入してから時間が経ってしまいましたが、レビューを書く機会がなかなかありませんでした。


メモリ価格の高騰や在庫の少なさが続く中、RTX5090ユーザーの方にも参考にしていただければ幸いです。

スペックを見てみます。

GPU RTX5090 FE RTX5080 FE RTX4090 FE
コア数 21760 10752 16384
ベースクロック 2010 MHz 2300 MHz 2230 MHz
ブーストクロック 2410 MHz 2620 MHz 2520 MHz
メモリ 32GB 16GB 24 GB
メモリ種類 GDDR7 GDDR7 GDDR6X
バス幅 512-bit 256-bit 384-bit
TDP 575 W 360 W 450 W

「RTX5090 FE」」は、処理能力やメモリ性能が非常に高い、最上位クラスのグラフィックボードです。

 

最新のゲームはもちろん、動画編集やAI処理などの重い作業にも向いています。

 

ただし消費電力がとても大きいため、高性能な電源やしっかりした冷却環境が必要になります。

 

「RTX5080 FE」は、性能と消費電力のバランスが良いモデルです。

 

多くの最新ゲームを快適に遊べる性能を持ちながら、扱いやすさも考えられており、一般的なゲーマーにとって選びやすいグラフィックボードです。

 

「RTX4090 FE」は、発売から時間が経っても今なお高い性能を持つ上位モデルです。

 

電力は多く使いますが、すでに持っている人がすぐに買い替える必要はありません。

 

まとめると、「RTX5090 FE」はとにかく最高性能を求める人向け、「RTX5080 FE」は性能と使いやすさを重視する人向け、「RTX4090 FE」は今でも十分高性能な安定したモデルと言えるでしょう。

NVIDIA GeForce RTX 5090」の特長

❶最新世代の最上位グラフィックボード・・・NVIDIA社の最新技術「Blackwell」を使った、GeForce 50シリーズの中で最も性能が高いモデルです。

 

❷非常に高い処理能力・・・たくさんの計算を同時にこなせる仕組みを持っており、重いゲームや動画編集、3D制作などもスムーズに動かせます。

 

❸大容量かつ高速なメモリを搭載・・・32GBという大きな容量の最新メモリを搭載しており、画質を上げたゲームや重たい作業でも余裕があります。

 

❹AIを使った映像処理がさらに進化・・・AIの力で映像をきれいにしたり、動きをなめらかにする最新技術に対応しており、高画質と高フレームレートを両立できます。

 

❺光や影をリアルに表現できる・・・光の反射や影をより本物に近く描く技術が強化され、ゲームの映像がよりリアルになります。

 

❻動作速度が高く、幅広い用途に強い・・・処理速度が速く、ゲームだけでなく、動画編集や3D制作などの作業にも向いています。

 

❼最新のパソコン環境に対応・・・新しいCPUやマザーボードと組み合わせることで、性能を最大限に引き出せる設計です。

 

❽高性能でもサイズを抑えた設計・・・NVIDIA社純正モデルは冷却性能が高く、本体の厚みを抑えながら安定した動作を実現しています。

開封の儀

内容物・・・RTX5090本体、変換アダプター、マニュアル

外観

「RTX5090 FE」をチェックする

NVIDIA社純正モデル」である「RTX5090 Founders Edition(FE)」は、本体全体が金属製のボディで覆われており、高級感のある落ち着いたデザインが特徴です。

 

派手な装飾がなく、シンプルで美しい外観に仕上がっています。

 

冷却構造は、旧世代「RTX4000シリーズ」で採用されていた前後にファンを配置する方式とは異なり、2基の大型ファンを同じ面に並べた新しい設計を採用しています。

ファンの直径は「約115mm」と大きく、しっかりと熱を冷やすことができます。

側面を見ると、配線や電子部品が目立たず、内部がすっきりしている点も「Founders Edition」ならではの魅力です。

内部では「フロースルーデザイン」と呼ばれる構造が採用されており、基板の中央部分を残して左右を大きく開放することで、空気の通り道を確保しています。

 

この冷却設計は旧世代から大きく進化したポイントです。

 

この設計のおかげで「2スロットサイズ」でもGPU温度が安心範囲に収まります。

 

最高性能クラスのGPUでありながら、厚さ約2スロットの薄型設計を実現しています。

 

見た目のスマートさと冷却性能を両立した、非常に合理的な構造と言えるでしょう。

 

また、負荷が低いときにはファンが停止する「セミファンレス機能」も搭載されており、静音性にも配慮されています。

映像出力端子は、「DisplayPort 2.1b×3」、「HDMI 2.1b×1」を備え、様々なディスプレイ環境に対応します。

 

補助電源には「16ピン」の「12VHPWRコネクタ」を1基使用し、中央寄りに配置されているため、ケーブルの取り回しがしやすい設計です。

Mini-ITXケースなどの小型PCでも扱いやすい点は大きなメリットです。

 

ここで、ASUS社のフラッグシップモデル「RTX 5090 ROG Astral」とサイズを比較すると、「RTX5090 FE」のコンパクトさがよく分かります。

 

ただし、「RTX 5090 ROG Astral」は「RTX5090 FE」よりも動作クロックが高く、ゲーム性能も数%ほど上回ります。(FE:2,407MHz、Astral OC:2,640MHz)

 

4K解像度」のゲームでも、「RTX 5090 ROG Astral」が「RTX5090 FE」を上回る場面はありますが、性能差は数%〜最大で10%程度にとどまり、価格差ほどの違いはありません。

 

一方で、「RTX 5090 ROG Astral」の冷却性能は、筆者がこれまで扱った中でも最も風量が強く、非常によく冷えます。

 

その分価格は高めですが、高クロックかつ強力な冷却性能による安心感があります。

 

パフォーマンス最優先なら「RTX 5090 ROG Astral」、サイズや全体のバランスを重視するなら「RTX5090 FE」がオススメです。

 

サイズ面では、「RTX 5090 ROG Astral」が全長約358mmであるのに対し、「RTX5090 FE」は304mmとかなり短く、厚みも約38mmと、およそ半分程度に抑えられています。

Mini-ITXケースなどの小型PCでも扱いやすく、超小型ケースでも長ささえクリアできれば搭載可能です。

ただし、発熱量が大きいため、十分なエアフロー対策を行い、パフォーマンス調整で熱を抑える工夫が必要です。

実際に、「8.3L」という非常にコンパクトなMini-ITXケースにも収まる例があり、省スペースな環境で高性能GPUを使いたい人にとって、「RTX5090 FE」は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

現在もLOUQE社「GHOST S1」は販売されていますので、興味のある方は是非、チェックしてみてください。

 

【ミニマリスト必見!】LOUQE社Mini-ITXケース「GHOST S1」をレビュー

LOUQE社Mini-ITXケース「GHOST S1」の詳細はこちら

「RTX5090 FE」のスコア検証

【CPU】AMD社「Ryzen 9 9950X3D

マザーボードASUS社「ROG CROSSHAIR X870E HERO

【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR DDR5-7200MHz DOMINATOR TITANIUM 96GB ブラック [24GB×4枚]

GPUNVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 5090 Founders Edition」NVIDIA GeForce RTX 4090 Founders Edition」NVIDIA GeForce RTX 5080 Founders Edition」

PSU】CORSAIR社「Corsair RM1200e

【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」

【Ver】GeForce 581.57

 

「Resizable BAR」は有効にしています。

 

3D MARK

GPU別スコア

blender(V4.5.0)ー「GPU

GPU別スコア

モンスターハンターワイルズ」-「プリセットーウルトラ画質

「平均フレームレート」

「フォースポークン」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

Call of Duty: Modern Warfare 2」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

「Horizon Zero Dawn」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

「zombie army 4」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

アサシン クリード ヴァルハラ」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

ファークライ5」-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

ゴーストリコン・ブレイクポイント-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

ディビジョン2-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

SHADOW OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「デフォルト設定」

「平均フレームレート」

strange brigade-「スケール150%」

「平均フレームレート」

トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、blender-省略)

ゲーム中の消費電力(Watt)

高負荷時「サイバーパンク2077」 室温14℃

今回のベンチマーク結果を見ると、GPUの世代が変わったことで性能がしっかり進化していることが分かりました。

 

総合的な性能を示すトータルスコアでは、「RTX5090 FE」が約19.5万を記録し、旧世代で最上位だった「RTX4090 FE」(約16.4万)をはっきり上回っています。

 

また、「RTX5080 FE」と比べても差が大きく、「RTX5090 FE」が一段上の性能クラスであることが数字から分かります。

 

ゲームのスコアでも「RTX5090 FE」が最も高い結果となりましたが、トータルスコアほどの大きな差ではありません。

 

ゲーム性能は大きく跳ね上がったというより、着実に性能が良くなったという印象です。

 

「RTX4090 FE」から「RTX5090 FE」への進化は自然な性能アップですが、「RTX5080 FE」と比べると、実際に使っていて分かりやすい性能差があります。

 

「RTX5090 FE」は、「AI処理」、「動画編集」、「3D制作」などの重たい作業も含め、とにかく最高性能を求める人向けの最上位モデルと言えるでしょう。

 

一方で、注意したいのが消費電力です。

 

ゲームをプレイするだけでも、GPU単体で「400〜600W」ほど電力を使います。

 

CPUやファン、光るパーツなども含めると、ゲーム中はPC全体で「約700W前後」を消費します。

 

これは、ゲーム中ずっと「600Wの電子レンジ」を動かしているようなものなので、気軽に使える電力ではありません。

 

ゲーム用に性能を少し抑えた設定をあらかじめ作っておき、用途に応じて使い分けるのがオススメです。

 

以上、「RTX5090 FE」のスコアでした。

使ってみた感想

「RTX5090 FE」は、「RTX4090 FE」と比べて約20%パフォーマンスが向上していますが、やはり気になるのが「発熱量」です。

 

TDP600Wに対して厚みはわずか38mmという設計で冷却性能を確保しているとのことですが、実際にどのくらい冷えるかを確認してみました。

 

まず、「Maxon社」の最新ベンチマークソフト「Cinebench 2026」を使って検証しました。

 

【己のPC性能を見極めよ!】Maxon社「Cinebench 2026」のベンチマークをレビュー【GPU編】

 結果は高負荷でスコア「162320」を記録しました。

 

「最高温度」は「メモリジャンクション」で「54℃」と、かなり効率よく冷却されていることが分かります。


基板中央を開放して空気の流れを作る「フロースルーデザイン」の効果がはっきり表れた結果です。

次に、高負荷のゲーム環境で試しました。


タイトルは「サイバーパンク2077」、プリセットは極限設定の「オーバーライド」です。

ゲーム時の温度はやや高めながらも最高温度はメモリジャンクションで「85℃台」で安定します。

 

サイズを考慮すると、「2スロット」で「600W」のGPUとしては驚異的な冷却性能です。

 

外部の温度をサーモグラフィで確認すると、最も熱い部分で「63℃」と触れないほどではなく、安心して使えます。

奇抜な冷却構造でありながら、美しく安定して冷やせる点は「Founders Edition」の大きなメリットです。

 

NVIDIA社が提唱する「SFF READY」に対応している点も注目できます。


SFF READY」とは、Mini-ITXMicro-ATXなどの小型PCでも取り付けやすく、安定して動作することを保証する認定です。


コンパクト設計、効率的な冷却、配線の取り回しやすさ、静音性も考慮されており、小型PCでも安心してハイエンドGPUを利用できる目安となります。

 

「RTX5090 FE」は、この「SFF READY設計」によって、省スペース環境でも今後活躍が期待できるモデルです。

良かったところ

❶圧倒的な処理能力・・・コア数21,760、32GBの高速GDDR7メモリを搭載。

 

最新のゲームや動画編集、3D制作、AI処理など重い作業もスムーズにこなせます。

 

❷高性能な冷却設計・・・「フロースルーデザイン」と大型ファン(115mm×2)で効率よく熱を逃します。

 

高負荷でもゲーム中の温度は85℃前後で安定します。

 

外側の温度は最大63℃ほどで、触れないほどではありません。

 

❸コンパクト設計で小型PCにも対応・・・厚さ約38mm、長さ304mmの2スロット設計。

 

Mini-ITXMicro-ATXなどの小さいPCケースにも取り付け可能です。

 

NVIDIAの「SFF READY」に対応しており、小型PCでも安心して高性能GPUを使えます。

 

Mini-ITXケースに入ることは書かれていますが、「8.3L以下の超小型ケースは高さ・奥行きを必ず確認」と補足すると安全です。

 

❺AI・映像表現の進化・・・AIの力で映像を自動で美しく処理し、高画質と滑らかな動きを両立します。

 

光や影の表現がリアルになり、ゲーム映像がより自然に見えます。

 

❺静音性にも配慮・・・低負荷時はファンが停止する「セミファンレス機能」により、静かに動作します。

残念な点、注意する点

❶消費電力が高い・・・「RTX5090 FE」は電力をたくさん使うGPUで、TDPは575〜600Wです。

 

安定して動かすには少なくとも「1000W以上」の高性能な電源がオススメです。

 

また、小型PCに入れる場合は、ケース内の空気の流れ(エアフロー)をしっかり確保しないと熱がこもって性能に影響する可能性があります。

 

❷価格が高い・・・個人輸入で約1,999ドルと非常に高価です。

 

「RTX5080 FE」や旧世代「RTX4090 FE」と比べると、費用に見合う性能かどうかは慎重に考える必要があります。

 

❸発熱量が大きい・・・高負荷の作業やゲーム時は熱くなりますが、冷却設計で安全な範囲に収まります。

 

小型PCで使う場合は、冷却設定やパフォーマンスの調整が必要です。

 

❹ゲーム性能の向上は順当・・・ベンチマークでは最上位ですが、ゲーム中の体感差は数%〜10%程度です。

 

「RTX4090 FE」と比べると性能差はありますが、劇的な差ではありません。

総評

「RTX5090 FE」は、NVIDIA社が展開する最新世代フラッグシップGPUとして、性能・設計・存在感のすべてにおいて特別なグラフィックボードです。

 

全身金属で構成されたシンプルかつ高級感のあるデザインは、実用パーツでありながら「所有する満足感」を強く感じさせます。

 

性能面では、「21760コア」と「32GB」の高速GDDR7メモリを搭載し、最新ゲームはもちろん、動画編集や3D制作、AI処理といった非常に負荷の高い用途でも余裕のある動作を実現します。

 

旧世代のハイエンドGPUを明確に上回る処理能力は、まさに最上位モデルにふさわしいものです。

 

冷却設計も大きな進化ポイントで、「フロースルーデザイン」と大型ファンにより、厚さ約38mmの2スロット構成ながら高負荷時でも安定した温度を維持します。

 

また、「SFF READY」に対応しており、「Mini-ITX」などの「小型PC環境」でも導入しやすい点は大きな魅力です。

 

一方で、「消費電力」は「最大600Wクラス」と非常に高く、「1000W以上」の電源や十分なエアフローを備えた環境が必須です。

 

価格も個人輸入で約1,999ドルと高額なため、万人向けとは言えません。

 

それでも、「美しさ」「希少性」「最高性能」を兼ね備えた「RTX5090 FE」は、妥協のないハイエンド環境を求めるユーザーにとって、唯一無二の選択肢と言えるでしょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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主な仕様

サイズ-304 × 137mm(2slot)

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