新世代は旧世代を大きく超えよ

科学技術は日進月歩の世界です。特にテレビ、オーディオ、コンピューター関連の機器は急速に加速しています。 新世代、旧世代のそれぞれの製品の特長を見い出し参考になれば幸いでございます。

【異次元に広がる超文明世界】Focus Entertainment「Atomic Heart」のベンチマークをレビュー

今回ご紹介するのは2023年2月21日に発売されたFocus Entertainment「Atomic Heart=以下、Atomic Heart」です。

 

 

「Atomic Heart」の価格はSTEAMにて8,800円で発売中です。

 

プラットフォームはPC版(STEAM)になります。 ストーリーは省略し、あくまで「ベンチマーク」が目的です。

 

「4K」をベースにスコアを挙げていきます。

 

これから「Atomic Heart」を遊んでみたいという方に参考になれば幸いです。 

 

購入サイトはこちら!

システム要件

推奨最低

OS・・・Windows 10 64-bit 

プロセッサー・・・Intel Core i7-7700K / Intel Core i5-2500

Ryzen 5 2600 / Ryzen 3 1200

モリー・・・16 GB / 8 GB

グラフィック・・・NVIDIA GeForce RTX 2070 / GTX 960

AMD Radeon RX 6700 XT / AMD Radeon R9 380

DirectX・・・Version 12

ストレージ・・・ 90 GB 利用可能

ゲーム画面

「ミニマップ」はありませんが 基本「道しるべ」と「指示」が出されるので迷子にならずストーリーに集中できます。

画質設定

❶ウルトラワイド対応「21:9」

ウルトラワイドモニターを使ってプレイすれば一般的なモニター「16:9」では味わえない没入感が楽しめます。 

 

❷画質プリセットは「5段階」、調整できます。

❸アップスケーリング対応(DLSS、FSR

 

「アップスケーリング=DLSS、FSR」は「レイトレ機能」など光源処理を行いながら制作者が意図するオリジナル風味をなるべく壊さず描きます。

 

ここで「DLSS」の違いを見てみます。

 

こちらは「ネイティブ」の画像ですが枠を拡大してみます。

「ネイティブ」

「DLSS・オン」

「ネイティブ」では「乱反射」するのに対し「DLSS」では控えめになっています。

 

「光源」以外のオブジェクトや背景の輪郭はほとんど変わりません。

 

それでは「ベンチマーク」を見てきます。

ベンチマークスコア検証

PC構成 

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)

GPUASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」XFX社「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX

インテル社「Intel ARC A770 16GB

PSUThermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240

【Ver】GeForce 531.18 / Adrenalin Edition 23.3.1 / 31.0.101.4146

 

「Resizable BAR」は有効にしています。

 

検証時は「アトミック」「DLSS、FSR=画質」に設定しています。

 

ゲーム中のフレームレートを測定する「CapFrameX」を使用します。

 

冒頭のシーンから「90秒」かけて道なりに進んでいきます。

❶フレームレート(4K、WQHD、FHD)

「アップスケーリング」を有効にすれば約20%ほどfpsが上がります。

 

「A770」は最高画質「アトミック設定」で「フルHD/60fps」をキープします。

 

いかに軽快なのが分かります。

プレイ感想

「Atomic Heart」は物語を中心にしたアドベンチャーゲームですが世界を探索することも楽しめます。

 

美麗グラフィックの割には軽いと思います。

 

残念なのはゲーム中、バグが多いので進行不能に陥り、再度やり直すことがありました。

 

特に階段状の瓦礫に登る際は要注意です!

 

溝にはまると抜け出せなくなり身動きできなくなったらメイン画面に戻ってやり直してください。

 

戦闘中、読む暇がないほど長文の字幕が表示されます。

 

よって日本語吹き替えが対応するまで購入することはオススメしません。

良かったところ

❶美麗グラフィックな世界観は惹き込まれる魅力を秘めています。

 

独特なキャラデザインもインパクトがあって楽しいです。

 

❷武器のアタッチメントを強化することができる。

 

❸BGMが独特で良いです。

 

「共産テクノ」「オペラ」さらには60~70年代くらいの「アメリカン・ポップス」のような曲が流れます。

残念な点、注意する点

❶バグが多いです。

 

例えば階段状になっている瓦礫に登ると高い確率で溝にハマり抜け出せなくなります。

 

チュートリアル表示のタイミングが遅いです。

 

例えば黄色いパイプを掴み登っている最中に「黄色いパイプを掴んでみると良いよ!」という感じで現在進行中にチュートリアル表示されます。

 

❸戦闘中に読む暇ないくらい長文の字幕が表示される。

 

音声が日本語対応していないのでストーリーが把握できません。

 

❹きりがない戦闘で少し退屈になります。

 

所々、敵が無限に湧いてくるので無視して先に進みましょう。

 

❺一応「オートセーブ機能」はありますがセーブポイントが限られていて自由度はあまり高くありません。

 

❻アイテム管理が難しいです。

 

「インベントリーサイズ」に制限があり弾薬は少ないため立ち回りや回復アイテムのマネジメントが重要になります。

 

❼たまに「道しるべ」が表示されないバグがあります。

 

少し移動すると表示される場合があります。

総評

「Atomic Heart」は美麗グラフィックの割に軽いので推奨要件を満たしていれば、そこそこ軽快に動作してくれます。

 

所々、気になるバグはありますがプレイ自体は楽しいです。

 

例えば見た感じ何もないのに謎のコリジョン判定によって階段が登りにくかったりマップの拡大縮小ができなかったり「UI」が不親切だったりします。

 

たまに手に入れられていない武器もあるため、やり込み要素はあると思います。

 

ただ「Atomic Heart」はフルのオープンワールドゲームではなく、オープンフィールド要素があるアクションアドベンチャーゲームであるため、そのように理解してプレイすると良いでしょう。

 

 

お目通し戴き、ありがとうございました。

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