今回ご紹介するのは2022年5月13日にリリースした次世代グラフィックエンジン「 (アンリアルエンジン5)以下=UE5」のベンチマーク「EzBench Benchmark」です。
価格は「無料」です。
「EzBench Benchmark」の詳細はこちら
2022年末にかけて多くの最新ゲームは「UE5」を採用しているゲームが登場する予定です。
また「UE5」のポテンシャルを最大限に引き出すNVIDIA社「RTX4000シリーズ」やAMD社「RX7000シリーズ」が年末に発売する予定です。
そもそも「UNREAL ENGINE 5」とは・・・
一言で言えば「UNREAL ENGINE」はリアルな3Dゲームを開発するためのゲームエンジン制作ソフトです。
今、話題になっているナンバリング「UE5」は何が凄いのかと言うと実写のような映像表現と今までにない没入感が味わえるのです。
この表現を言ってしまえば「playstation2」の時から、ずっと言い続けてきた筆者ですが今回の「UE5」こそ本物に近づいてきました。
特に何が凄いのか具体的に一つ上げるとしたら「光と影の移動」です。
今までも「水面が反射=レイトレーシング」するだけで大変、驚いたのですが、それもいつの間にか見慣れてしまいました。
まず「光と影の移動」を見てみます。
「光源の位置」を動かすだけで「壁」や「瓦礫」などの「対象物」が「光と影」を創ります。
「光源」から照射する「光と影」はリアルタイムにレンダリング処理されます。
自在に光源処理が行えることによりクリエイターの制作時間の短縮、労力がかなり軽減されるとのことです。
これまでシーンが少ない「鏡」や「水面」の映像表現に驚かされましたが「UE5」はゲームの大部分の割り合いを占める「地面」がゲーム全般を支えます。
「瓦礫」や「岩肌」の表現力が飛躍的に向上したことから古代の探索アクションゲーム(トゥームレイダー、アンチャーテッド)が増えてきそうです。
よって最先端3D映画のクオリティー並みのゲームを楽しめる時代が来たということです。
と、そこで「RTX3090」がどのくらいのパフォーマンスを持っているのか「EzBench Benchmark」を使って試してみました。
気になるスコアは?!
スペックは以下の通りです。
【CPU】INTEL社「Core i9-12900KS」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 4800MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ASUS社「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
「EzBench Benchmark」を起動するとメニュー画面には解像度別に測定することができます。
RTX3090クラスでも「激重」とされている「2160P」をセレクトします。
では早速、スタート!
いきなり画面がもっさりして、かなり重いです。
フレームレートは「21fps」ほどしか出ていません。
「RTX3090」なのに画面はもっさりと重くて汗をかくほどです。
これが次世代グラフィックエンジンなのかと感動してしまいます。
とにかく岩肌の照らし具合いが美しいです。
島をグルっと周って測定終了です。
気になるスコアは「35210」です。
平均フレームレートは「37fps」です。
想像以上に「UE5」は重たいことが分かります。
年末に控える「RTX4090」なら「60fps」は軽く超えるのか?
現在「UE5」を採用したゲームが続々、発表されていますが今、手持ちのPC環境で十分に対応するのか気になるところです。
もしも心配なら一度「EzBench Benchmark」で測ってみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K