新世代は旧世代を大きく超えよ

科学技術は日進月歩の世界です。特にテレビ、オーディオ、コンピューター関連の機器は急速に加速しています。 新世代、旧世代のそれぞれの製品の特長を見い出し参考になれば幸いでございます。

【新世代になって甦る名作】CD PROJEKT RED「The Witcher 3: Wild Hunt」のベンチマークをレビュー

今回ご紹介するのは2015年5月18日に発売されたCD PROJEKT RED「The Witcher 3: Wild Hunt=以下、ウィッチャー3」です。

 

「ウィッチャー3」の価格はSTEAMにて5,588円で発売中です。

 

 

プラットフォームはPC版(STEAM)になります。

 

2022年12月14日に新世代向けに大型アップデートされて「レイトレース・グローバルイルミネーション」「レイトレース・アンビエントオクルージョン」が追加されたことでグラフィック面が格段に良くなりました。

 

ストーリーは省略し、あくまで「ベンチマーク」が目的です。

 

「4K」をベースにスコアを挙げていきます。

 

これから「ウィッチャー3」を遊んでみたいという方に参考になれば幸いです。

 

正月セールで安かったので買ってみました。

 

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システム要件

推奨最低

OS・・・Windows 11.10.7.8 64-bit 

プロセッサー・・・Intel Core i5-7400 / Intel CPU Core i5-2500K

Ryzen 5 1600 / AMD A10-5800K APU

モリー・・・8 GB / 6 GB

グラフィック・・・Nvidia GTX 1070 / GTX 660

AMD Radeon RX 480 / AMD GPU Radeon HD 7870

DirectX・・・Version 12.11

ストレージ・・・ 50 GB 利用可能

ゲーム画面

画面の右上に「ミニマップ」があり指示が出されるので迷子にならず、とても便利です。

 

「HUD」を完全に消すこともできます。

画質設定

❶ウルトラワイド対応「21:9」

ウルトラワイドモニターを使ってプレイすれば一般的なモニター「16:9」では味わえない没入感が楽しめます。

 

❷画質プリセットは「6段階」、調整できます。

❸アップスケーリング対応(DLSS、FSR) 「アップスケーリング=DLSS、FSR」は「レイトレ機能」など光源処理を行いながら制作者が意図するオリジナル風味をなるべく壊さず描きます。

 

それでは「ベンチマーク」を見てきます。

ベンチマークスコア検証

PC構成

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)

GPUASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」XFX社「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX

PSUThermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240

【Ver】GeForce 528.02 / Adrenalin Edition 23.1.1

 

検証時は「RTウルトラ」「DLSS、FSR=クオリティ」に設定しています。

 

ゲーム中のフレームレートを測定する「CapFrameX」を使用します。

 

エピソード「リラとスグリの香り」で馬に乗って「90秒」かけて道なりに進んでいきます。

❶フレームレート(4K、WQHD、FHD)

「RTX4090」が「フルHD」で「144fps」張り付きは厳しいほど激重です。

 

最低フレームが瞬間的「7~10fps」に下がることが常時、発生します。

 

しかも旧世代「RTX3090」が「RTX4090」と半分のパフォーマンス性能とは信じられないです。

 

たった2年で物凄いスピードでテクノロジーが進化してることが分かります。

 

ベンチマーク素材としては活用しますが普通に遊ぶには「最高=レイトレOFF」に画質を下げたほうがストレスなく楽しめます。

 

ここで「レイトレ機能」の違いを見てみます。

 

こちらは「レイトレ機能・オン」の画像ですが枠を拡大してみます。

「レイトレ・オン」

「レイトレ・オフ」

屋根に注目する一目瞭然です。

 

日の位置によって影の様子が変わります。

 

草木の影も見てみます。

 

「レイトレ・オン」

「レイトレ・オフ」

「レイトレ・オフ」の場合、とにかく影を強調して描くことでリアル感を演出していますが「レイトレ・オン」はいたって自然です。

 

プレイ中は正直、気が付きにくいポイントですが一度、立ち止まって眺めてみてください。

プレイ感想

現在、最強の「RTX4090」でさえ、モッサリした動作です。

 

さすがの「RTX4090」も汗をかくほどの激重ゲームタイトルです。

 

その動きは、まるで「2015年」のリリース日にタイムスリップしたかのようです。

 

特に「RX7900XTX」の場合、描画処理が追い付かず「草木」がニョキニョキと生えてきます。

 

光源処理「レイトレーシング」の負荷が改めて高いことが分かりました。

 

可能な限り「レイトレ+DLSS.FSR」で遊ぶことが大前提です。

 

「レイトレ」にこだわらなければ画質は「最高=レイトレOFF」でも十分、綺麗です。

良かったところ

❶4Kテクスチャのおかげで草木が生い茂って、かなり美麗グラフィックです。

 

ただ散策しているだけで楽しいです。

 

❷レイトレ機能が追加したことで光源処理がリアルになりました。

 

❸PC版ならではフレームレートは「無制限」で遊べます。

 

ちなみに「PS5版」の場合、レイトレ機能を使ったら「30fps」に落ちるので「PC版」ならでは「無制限」なのは嬉しいです。

 

❹「クラウドセーブ」に対応しているのでどの端末からでもゲームの続きができます。

 

❺ゲーム中に「チュートリアル」や「ミニマップ」が表示されるのでテンポ良くゲームが進められます。

 

❻メインストーリーが重厚でアクション要素とのバランスが良く時間を忘れてしまうくらい楽しいです。

 

1時間が「10分」の感覚くらい時間泥棒です。

 

特に忙しい方には良い意味で「不向き」です。

残念な点、注意する点

❶草木はリアルですが人物は2015年のグラフィックです。

 

顔肌の質感がのっぺりしています。

 

❷プリセット「ウルトラRT」はかなり重いです。

 

アップスケーリング「DLSS、FSR2」を活用しても「RTX4090」でさえ常時100fpsキープは厳しいです。

 

もしもカクツキが気になるならば「レイトレ機能」を省いた「最高設定」で遊ぶことをオススメします。

 

❸「残虐」すぎるシーンがあります。

 

苦手な方はプレイしないことをオススメします。

 

どうしても「ウィッチャー3」が遊びたかったら規制かかった「コンソール版」をオススメします。

総評

「RTX4090」のポテンシャルが試される「ウィッチャー3」は今後にかけて激重タイトルの番長となるでしょう。

 

プリセット「ウルトラRT設定」で「144fps」キープは、しばらく先になることでしょう。

 

ストーリーですが「ウィッチャー3」の世界観は本当に素晴らしいです。

 

PS4」で遊び終えた方でも「レイトレ機能」を活かした「ウィッチャー3」は、また一味違ったゲームになるはずです。

 

スペック試しも兼ねて「The Witcher 3: Wild Hunt」の世界観にどっぷり浸かりませんか?

 

 

お目通し戴き、ありがとうございました。 AD: N.K

 

 

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