今回ご紹介するのは2020年12月25日に発売されたNoctua社NZXT社「Internal USB Hub (Gen 3)=以下、新世代HUB、旧世代HUB」です。
- 「Internal USB Hub 」って何?
- 「Internal USB Hub (Gen 3)」の特長
- 開封の儀
- 外観
- 「Internal USB Hub (Gen 3)」をチェックする
- 使ってみた感想
- 良かったところ
- 残念な点、注意する点
- 総評
- トレンドアイテム
- お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
「Internal USB Hub 」って何?
「Internal USB Hub」はケース内の「ドレスアップ」や「機能拡張」に欠かせない「USB2.0ハブ」です。
通常なら「マザーボード」に「1口」備えており、さらに「ハイエンドモデル」なら「2口」と備えているのが一般的です。
しかし「自作PC」を満足できる最大限に構築しようとすると「USB2.0」は「2口」では収まりません。
少なくとも「3口」以上、欲しいのが現状です。
主な用途として「PCケース標準装備ライティング」「AIOクーラー」が最もポピュラーな拡張装備です。
今回、大きく改良された点は「電源供給ケーブル」が「4ピンペリフェラル電源」から「SATAケーブル」に変わりました。
よって「4ピンペリフェラル電源」と「SATAケーブル」を併用せず「SATAケーブル」のみ一本化することで極小PCケース「Mini-Itx」には重宝するアイテムに生まれ変わりました。
よってNZXT社「Internal USB Hub」は機能拡張に必要不可欠なアイテムとして多くの「自作er (ジサカー)」に支持されています。
新世代「Internal USB Hub (Gen 3)」は最大「4口」に拡張されました。
それではNZXT社「Internal USB Hub (Gen 3)」をレビューしていきます。
「Internal USB Hub (Gen 3)」の特長
Internal USB Hubで、4台のUSB 2.0デバイスを増設・接続させることことができます。またマグネット式の本体と3Mデュアルロックテープを使って、素早く設置できるように設計されていま す。
❶内部USB 2.0ポート x4、マザーボードへの接続用ポート x1。
❷あらゆるPCで問題なく動作し、簡単で目立たないような設計になっています。
❸SATA電源接続により、安定した電源供給を実現します。
❹マグネット式の本体と取り付け用の3Mデュアルロックテープにより、簡単に設置できます。(NZXT社HPより引用)
開封の儀
外観
「Internal USB Hub (Gen 3)」をチェックする
外観はスタイリッシュで一切、無駄がなく非常にシンプルです。
高級感が漂う外観は「ケース内」のどこでも設置しても景観を損ねないデザインは流石、「NZXT」です。
キャップを外してみると、こんな感じです。
旧世代「USB HUB」でうっかり不注意で「ピン」を折れ曲げてしまったので「キャップ」が付属しているのは嬉しいです。
旧世代「USB HUB」と見比べると丸みを帯びて「高級感」が増しました。
せっかくデザインが良いのにケース内に収めるのが勿体ないくらいです。
ちょっと並べてみます。
「横幅」は拡がりましたが「全長」「厚み」はかなりコンパクトになりました。
改良点である電源供給の「SATA」の部分を見てみます。
左「新世代」、右「旧世代」
「旧世代HUB」の「4ピンペリフェラル電源」は耐久性がなく非常に壊れやすいのが難点です。
新品開封時からいきなり「ピン」が斜めに生えていたり、奥に押し込まれていたり、とにかくトラブル続きの連続でした。
筆者は「PCケース」の引っ越しが多いことから「4ピンペリフェラル電源」が壊れるたびに3回も買い直しました。
そして「新世代HUB」は遂に「SATA」を採用することで、あらゆるパーツと互換性を持ちながらも「ケーブル一本化」の改良点は大きな進化です。
つまり、こんな感じです。
左「新世代」、右「旧世代」
写真では、あえて付属「SATA延長ケーブル」を使用してます。
「ATXケース」ならスペースが十分、広いので問題ありませんが「Mini-Itxケース」の場合は極狭スペースにケーブル類を「ぎゅうぎゅう」に詰め込むので余計なケーブルは使わないようにしています。
「4ピンペリフェラル」の「1口」のために「1本分」のケーブルは荷が重い・・・。
よって機能拡張を諦めざる負えなかった。
それと「Internal USB Hub」の裏面には強力な「マグネット」を採用しています。
もしもケースが「アルミケース」でも付属の「マジックシール」を使えば、どこでも設置することができます。
では早速、接続してみます。
接続イメージは、こんな感じです。
もう一方のコネクタはマザーボードのここに挿します。
追記:写真を忘れてました。2021.01.19
設置イメージはこんな感じになります。
本体は小さいのでお好きな位置に取り付けることができます。
例えば隠しておきたければ入り込んだ奥へ配置することができます。
以上、NZXT「Internal USB Hub (Gen 3)」のレビューでした。
使ってみた感想
「SATA」を採用することで「一本化」した分、若干ですがエアフローが良くなり「ケース内部温度」が「2℃」くらい下がりました。
またケース内に空いたスペースに「SSD」が追加で取り付けられるようにもなりました。
良かったところ
❶ズバリ「SATAケーブル」が一本で済むところです。
❷デザインが格段に良くなった!
❸「SATA」を採用したことで頻繁な抜き挿しの耐久性が上がった!
筆者はPCケースの引っ越し作業が多いので「SATA」を採用した点はGOOD!
❹「旧世代HUB」より「1口」増えて最大「4口」まで接続可能!
残念な点、注意する点
「USBType-A」は残して欲しかったです。
次回作は是非、「USB Type-A」を追加してほしいです。
総評
ドレスアップに欠かせない「Internal USB Hub (Gen 3)」は一切、無駄がなく使いやすくなりました。
全長が短くなった点は「ITX派」なら重宝するポイントです。
もしも今、「ドレスアップ」「機能拡張」をご検討ならば「Internal USB Hub (Gen 3)」は必要です。
「Internal USB Hub (Gen 3)」を導入して思い通りの構築プランを実現しては、いかがですか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K