新世代は旧世代を大きく超えよ

科学技術は日進月歩の世界です。特にテレビ、オーディオ、コンピューター関連の機器は急速に加速しています。 新世代、旧世代のそれぞれの製品の特長を見い出し参考になれば幸いでございます。

【新世代 Z490-I】ASUS社「ROG STRIX Z490-I GAMING」をレビュー

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今回ご紹介するのは2020年5月21日に発売されたASUS社のインテルチップセットZ490を搭載したMini-ITX「ROG STRIX Z490-I GAMING=以下 Z490-I」のゲーミングマザーボードです。

 

 

「Z490-I」はインテル社CPUの第10世代に対応したマザーボードです。

 

特に「オーバークロック」を前提とした高性能マザーボードです。

「Z490」の構成は旧世代のまま?!

「Z490」のソケットは一新され「LGA1152」から「LGA1200」に変わりました。

 

最大メモリ容量は「128GB」と2倍に増えました。

 

しかし「PCI Express」のバージョンが「3.0」のままなのでイマイチ新しさが感じません。

 

インテル社に対しAMD社は「4.0」に移行しているのでAMD「X570」の方が新しさがあり「AMD派」に乗り換えている人も少なくありません。

チップセット Z490 Z390 X570
ソケット形状 LGA1200 LGA1151 AM 4
メモリ DDR4-2933 DDR4-2666 -
最大メモリ容量 128GB 64 GB 128 GB
PCI Express リビジョン 3.0 3.0 4.0
PCI Express レーン数 24 24 16
PCI Express構成 x1, x2, x4 x1, x2, x4 x1, x2, x4
USB3.2 Gen2 6 - -
USB3.2 Gen1 10 - -
USB3.1 Gen2(10Gb/s) - 6 8
USB3.1 Gen1(5Gb/s) - 10 0
RAID構成 SATA 0,1,5.10 SATA 0,1,5.10 SATA 0,1,10

 インテル社は世代を超えてAMD社と同じ土俵で競い合って欲しいです。

新世代「Wi-Fi6」とは?

Wi-Fi6」とは最近、話題の「5G」と同じ技術基盤を用いながらシーンに応じて共存していく新世代無線通信テクノロジーです。

 

最近は「AI=人工知能」「IoT=身の周りのあらゆるモノがインターネットにつながる」「Wi-Fi6」「5G」など、よく耳にするようになりました。

 

「AI」や「IoT」を活用するに欠かせない無線通信手段が「Wi-Fi6」「5G」です。

 

Wi-Fi6」「5G」をまとめた表を作成しました。

通信規格 Wi-Fi 5G
活用場所 室内 室外
規格の種類 無線LAN 移動通信システム
最大通信速度 9.6 Gbps 50 Gbps
主な用途 ❶リアルタイムでのVR体験
  ❷8Kなど超高画質での再生が可能!
  ❸次世代自動運転
メリット ❶最大通信速度が旧世代(Wi-Fi5)の1.4倍! ❶最大通信速度が20Gbps以上
  ❷2.4GHzと5GHz帯を組み合わせ安定かつ高速通信が可能! ❷同時接続デバイス数が現状の100倍!
  ❸MU-MIMOでの同時接続できる端末台数が従来の2倍の8台! ❸1ms(ミリ秒)以下の超信頼、超低遅延を実現!
  省エネルギー -
デメリット ❶最大通信速度が「5G」よりも遅い 基地局が少ない
  ❷サービス開始が一部 ❷IoTなど接続機会の増加に伴うセキュリティーリスクが向上
  - テザリングは20GB制限がある
「ROG STRIX Z490-I GAMING」の特長

❶DDR4 OC 4800MHz・・・ROG Strix Z490-I Gamingは、2つのスロットで最大64GBのDDR4メモリをサポートします。

 

❷2倍の容量のDIMM対応・・・1つのDIMMスロットにつき最大32GBまで対応し、合計64GBのメモリ容量を実現する独自のメモリトレースデザインを採用しています。

 

❸ デュアル PCIe 3.0 M.2・・・2つのM.2スロットが利用可能で、両方ともSATAとPCIe 3.0 x4モードをサポートしています。

 

❹5-Way Optimization・・・システム全体のチューニングユーティリティで、プロセッサをオーバークロックすると共に、ファンの回転数を調整して冷却と静音性のバランスを最適に保ちます。

 

UEFI BIOS・・・マシンを構成・最適化・チューニングするのに必要なすべてを備えます。

 

❻SONIC STUDIO III・・・VRヘッドセット用にHRTF(頭部伝達関数)ベースのバーチャルサラウンドをサポートしており、風景を感じるような深みのあるサウンドを再現します。

 

❼Armoury Crate・・・サポートされているROGゲーミング製品をユーザーが集中制御できるように設計されています。

 

❽Ramcache III・・・ゲームのロード時間を短縮するために、ミリ秒単位をマイクロ秒単位へと加速させます。

 

WiFi 6 (802.11 ax)・・・超高速ワイヤレスネットワーク速度をサポートし、高密度のワイヤレス環境での容量とパフォーマンスを向上させ、優れたオンラインゲーム体験を提供します。

 

Intel 2.5G Ethernet・・・標準的なイーサネット接続よりも最大2.5倍高速なファイル転送、スムーズでラグのないゲーム、高解像度のビデオストリーミングを実現し、有線接続を強化します。

開封の儀
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内容物

User's manual
4 x SATA 6Gb/s cable(s)
2 x M.2 Screw Package
1 x Supporting DVD
1 x CABLE TIE BLACK
1 x ROG Strix stickers
1 x Extension cable for Addressable LED
1 x Panel cable
1 x ROG Thank you card
1 x Wi-Fi moving antenna
1 ROG key chain 

外観
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「ROG STRIX Z490-I GAMING」をチェックする

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 手に取ってみるとズシッと感じ今までの「ITX」の中で一番重いと思います。

 

そして「Z390-I」にはなかったチップセット用のヒートシンクのファンが搭載されました。

 

「フェーズ」の数が「10個」あり強力な電源VRMが搭載されているので起動の安定性が良くなり、オーバークロックなど0の耐性も上がります。

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次はチップセット用のヒートシンクの蓋を開けてみます。

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補助ファンが搭載されてVRMヒートシンクは大型化してカッコ良くなりました。

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CPU用コネクタは「8ピン」です。

 

その近くにLEDを装飾する「RGBヘッダー」も備えています。

 

PCケースのフロントI/Oに接続する「USB 3.2 Gen2 フロントパネルコネクター」も備えています。

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ネクター系統は、ひと通り揃っているので様々なPCケースに対応します。

 

「Z490-I」は高価な割に緊急時に役立つ「クリアCMOS」「BIOS」「RESET」が備えていないので少し寂しい感じです。

 

「F-PANEL」「USB2.0」の周りを見てみます。

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「ストレージ」と繋ぐ「SATA」は1か所に「4つ」にまとまっておりケーブルマネジメントがしやすいです。

 

前面のASUSロゴマークの中にストレージ「SSD m.2」が換装できます。

 

オーディオチップとM.2スロットが一体化されてます。

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更に「M.2スロット」を外すと「SupremeFX」の音源チップが隠れています。

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外した「M.2スロット」の裏側には冷却シートが貼っています。

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今回の前面「M.2スロット」の改良点は「2枚重ね」+「音源チップ」が一体構造になりました。

 

従来ならマザーボードの前面と裏面に一基ずつ「M.2スロット」を備えているのに対し「Z490-I」は「2枚重ね」換装できるので、とても便利です。

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マザーボード裏面のストレージを交換の際は、わざわざPCケースからマザーボードを外すのがとても大変な手間でした。

 

なので裏面の「M.2スロット」は換装したら、ほぼアップグレードしない前提の大容量のストレージを詰めるしかありませんでした。

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インターフェース周りを見てみます。

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「DP=ディスプレイポート」が搭載されています。

 

主に「HDMI」が1基のみ搭載されていることが多いので地味に「DP」が使えるのが嬉しいです。

 

BIOS FlashBack」が搭載されてUSBスティックにドロップし「USB BIOS FlashBack ポート」に接続してボタンを押します。

 

更新は、メモリやCPUがインストールされていなくても実行できます。

 

USBポートは全部で「8口」あるので拡張性は良いほうだと思います。

 

PCIeスロットを見てみます。

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PCI Expressスロット部分には金属プレートを使用してます。

 

グラフィックボードの自重で垂れ下がらないだけでなく、グラフィックボードを換装の際に引き抜く力も通常の1.6倍の強度を実現。

 

今後にかけて「グラフィックボード」は性能とともに重さも厚み(3スロット)増してくるので頑丈であれば安心です。

 

それでは最後に「CPUソケット」に「Core i9-9900K」を載せてみます。

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そして・・・

組み立て完了!

【PCケース】NZXT社 「H210i」

【CPU】インテル社「Core i9-9900K」

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z490-I GAMING」

【メモリ】コルセア社「CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB 3200MHz 8×2/16GB」

GPUAMD社「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」

 

「CPUクーラー=RYUJIN240」と「CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB」と組んで完成!

 

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それは、まるで闇に潜む要塞のような風貌です。

 

NZXT社PCケースMini ITX規格「H210i」に詰めてみます。

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「Z490-I」の四角いフォルムを活かし真っ黒に統一してみました。

 

RADEON50周年記念モデル「RX5700XT」の茶色のラインがアクセントになってイイ感じになりました。

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LEDを点灯すると・・・

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ライティングアプリ「AURA」を使ってLEDのパターンを変えることができます。

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ASUSロゴがとても綺麗です!

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念のためライティングアプリのページを貼っておきます。

 

ダウンロードはこちら


ここまでトラブルなく順調に起動しました。

使ってみた感想

今回、組み立てて一番改良されて嬉しかった点はマザーボード前面に「M.2スロット」が「2基」換装できるのが、とても便利で使いやすいです。

 

起動していつもより何となく、少し物足りないと感じ、よく見てみるとマザーボード背面のRGBイルミネーションが省かれていることに気が付きました。

 

賛否両論ですがRGBイルミネーションが無いのは残念です!

 

次回の「Z590-I」に期待したい! ストレージを繋ぐ「SATA」は1か所に4口に配置しているのでケーブルの取り回しが良く景観上、綺麗に魅せることができます。

 

音源チップ「SupremeFX」をBOSE社「Micro Music Monitor(M3)」を使って視聴しました。

 

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音質はド安定の高音質でした。

 

個人的には「DSP」など「全てオフ」に設定した方が音に厚みがあって自然に聴こえます。

 

わざわざサウンドボードは買わなくても十分、満足する音質だと思います。

良かったところ

❶前面「M.2スロット」が「2基」換装できるのでカートリッジ交換のような感覚で使いやすいです。

 

❷今のところ使い道はありませんが「CPU」や「メモリ」がなくても「USBメモリ」があれば更新アップデートできるのが、とても便利です。

 

❸メモリ関連ですが「DDR4 OC 4800MHz」までサポートし、さらに最大容量が「64GB」までアップグレード可能なので長期間、愛用できます。

残念な点、注意する点

マザーボード裏面のRGBイルミネーションが排除されました。 この点は非常に残念です。

 

❷せっかくマザーボード裏面から「M.2スロット」が撤廃されたので「バックプレート」を備えてボディ剛性を高めて欲しかったです。

 

❸次世代通信規格「Wi-Fi6」を試すには、まだ早い?!

 

現時点でインフラ整備が、まだ不十分なので使用できる頃までに時間がかかる。

 

使用時間が少ないので今のところこれくらいしか欠点は見当たりません。

総評

「ROG STRIX Z490-I GAMING」は従来とは違いチップセット用のヒートシンクのファンが搭載ことにより更に起動安定性の耐性が上がりました。

 

心置きなくオーバークロックできるので是非、試してみてください。

 

耐性が上がっただけでなく外観はスマートに美しく控えめなデザインがとても好印象でした。

 

PCケースは割と無機質でシンプルなケースの方がマッチしやすいと感じました。

 

今までになかった「BIOS FlashBack」も搭載されて緊急時に強い点が高く評価できると思います。

 

インテル社、第10世代CPU登場によりゲームの表現力や演算処理速度が飛躍的に進化しています!

 

また年末には「GeForce RTX 3080Ti」が控えていると噂されてます。

 

きっと息を呑む美しいグラフィック表現に酔いしれることでしょう!

 

さぁ今のうちにゲーム環境を備えるべし!

 

 

お目通し戴き、ありがとうございました。

 

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主な仕様

フォームファクタ-Mini ITX サイズ- 17 cm x 17 cm

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