今回は「ゲーム性能が上がる」という話を聞いて、Windowsアップデートの最新パッチ「KB5041587」を早速インストールしてみました!
本当にこれだけでゲームが快適になるのか、気になります。
低コストでゲーム性能が向上?!
この「KB5041587」をインストールすると、なんとゲームのパフォーマンスが大幅に向上するとのことです。
理由は、主にCPUの「分岐予測」が「最適化」されるからだそうです。
特に「AMD社」の「Ryzenシリーズ」では効果が顕著で、「フレームレート」がグッと上がると報告されています。
「Ryzen 9 9700X」で平均11%、「Ryzen 7 7700X」でも平均10%の向上が確認されています。
「インテル社CPU」でも一部のゲームでパフォーマンスがアップするようです。
実際にこれで本当に違いが出るのか、筆者も気になったので検証してみることにしました。
果たして、期待通りの効果が出るのでしょうか?
今回は、AMD社の「7950X3D」を使ってこのパッチの効果を試してみます。
ベンチマークスコア検証
PC構成
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX X670E-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1000e」
【AIO】ASUS社「ROG RYUJIN II 240」
【Ver】GeForce 560.94
「Resizable BAR」は有効にしています。
3D MARK
CPU別スコア
Cinebench R2024ー「CPU」
CPU別スコア
Cinebench R23ー「CPU」
CPU別スコア
「黒神話-悟空」-「プリセットー超高」サンプリング100%-DLSS-フレーム生成ON-フルレイトレ
「平均フレームレート」
「フォースポークン」-「プリセットー最高」
「平均フレームレート」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」-「プリセットー極限」
「平均フレームレート」
「Horizon Zero Dawn」-「プリセットー最高」
「平均フレームレート」
「zombie army 4」-「プリセットーウルトラ」
「平均フレームレート」
「アサシン クリード ヴァルハラ」-「プリセットー最高」
「平均フレームレート」
「ファークライ5」-「デフォルト設定」
「平均フレームレート」
ゴーストリコン・ブレイクポイント-「プリセットーウルトラ」
「平均フレームレート」
ディビジョン2-「プリセットー最高」
「平均フレームレート」
SHADOW OF THE TOMB RADER-「プリセットー最高」
「平均フレームレート」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「プリセットーウルトラ」
「平均フレームレート」
strange brigade-「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
「平均フレームレート」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
以上、最新パッチ「KB5041587」のベンチマークスコアでした。
使ってみた感想
最新パッチ「KB5041587」をインストールして、いくつかのゲームを試してみましたが、正直なところ、体感では大きな違いは感じませんでした。
とはいえ、スコアが「2%」程度向上する場合もあり、特定のゲームでは「4%」の改善が見られることもあります。
特に、比較的軽いゲームやフレームレートが重要なゲームでは、「KB5041587」に「アップデート」したことでフレームレートが少し高く出る傾向があると感じました。
例えば、グラフィックの品質を犠牲にしてでも「フレームレート」を重視する「FPSゲーム」をプレイしている方には、嬉しい変化かもしれません。
総評
今回のWindowsアップデートで提供された最新パッチ「KB5041587」を適用するだけで、「ゲーム性能」が「2%」ほど向上する可能性があります。
大きな変化ではありませんが、これまでの「CPU」の「オーバークロック」のように「高発熱」や「高電力消費」を犠牲にすることなく、「分岐予測」が「最適化」され、確実な進化を遂げています。
特に、効果が期待できる「AMD社Ryzen」の「CPU」を使用している方には、無料で試せる価値のあるアップデートだと思います。
ぜひ一度、試してみてください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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