今回ご紹介するのは、2025年3月4日に発売されたRockstar Games社「グランド・セフト・オートV エンハンスト」です。
価格はSteamで4,380円です。
PC(Steam)向けのタイトルになります。
本レビューではストーリーはあえて省いて、ベンチマーク性能にしっかりフォーカスしています。
ベンチマークは「最新グラフィックボード」と5Kモニター「45GX950A-B」を使い、5K解像度で行いました。
「グランド・セフト・オートV エンハンスト」が気になっている方の参考になれば幸いです。
システム要件
「推奨/最低」
OS・・・Windows 11 64-bit / Windows 10 (64bit必須)
プロセッサー・・・Intel Core i5-9600K / Intel i7-4770 Ryzen 5 3600 / AMD FX 9590
メモリー・・・16 GB / 8 GB
グラフィック・・・NVIDIA GeForce RTX 3060 / NVIDIA GeForce GTX 1630 4GB AMD Radeon RX 6600XT / AMD Radeon RX 6400
ストレージ・・・ 105 GB 利用可能
ベンチマークスコア検証
【CPU】AMD社「Ryzen 9 9950X3D」
【マザーボード】ASUS社「ROG CROSSHAIR X870E HERO」
【メモリ】CORSAIR社「CORSAIR DDR5-7200MHz DOMINATOR TITANIUM 48GB ブラック [24GB×2枚] 」
【GPU】ASUS社「RTX5090 ASTRAL」NVIDIA社「NVIDIA GeForce RTX 4090」
【PSU】CORSAIR社「Corsair RM1200e」
【AIO】EK社「EK-AIO Basic 240」
【Ver】GeForce 576.80
「Resizable BAR」は有効にしています。
テストは各GPUに対して「最高値レイトレーシング」+「ネイティブ解像度」で実施しています。
フレームレートの計測には、ゲーム内ベンチマーク機能とNVIDIA社の「FrameView」アプリを併用しています。
「RTX5090」が全解像度で圧倒しました。
“古典的名作”に次世代の風が吹きます。
このグラフを見て真っ先に感じたのは、「RTX5090」の圧倒的なフレームリードです。
あの「GTA V」が、まるで“軽量タイトル”ではないかと錯覚するほど、「RTX4090」を大きく引き離しています。
❶5K・・・165 vs 105(+60 fps差)
❷4K・・・173 vs 122(+51 fps差)
❸WQHD・・・175 vs 135(+40 fps差)
特に驚くべきは、解像度が下がってもフレームレート差があまり縮まらないという点です。
これは単なるパワーの違いだけでなく、「RTX5090」の設計全体が底上げされていることの証と言えるでしょう。
「RTX4090」は実用性はまだまだ高いですが、正直なところ“王者の座”は譲り始めている印象です。
「RTX5090」は性能の余裕が際立っています。
「GTA V」クラスでは完全に力を持て余しているように感じます。
そこで、こんな方にオススメです!
❶「高リフレッシュレートで、懐かしの名作をヌルヌル楽しみたい方」
❷「軽めのゲームでどれだけ伸びるのか?RTX 5090の真の力を見てみたい方」
❸「“未来のため”より、“今この瞬間の快適さ”を重視したい方」
もともとは「2013年」に「PS3」で登場した「GTA V」ですが、今では「レイトレーシング対応」の“エンハンスド版”へと進化し、文字通りの完成形へと到達しています。
「もう遊び尽くした」と感じている方も、「最新世代GPU」のパワーで描かれる“ロスサントスの景色”はまったくの別物です。
懐かしくて新しい、リマスターの真骨頂をぜひ味わってみてはいかがですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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