ASUS社より最新のBIOSアップデートによってインテル社チップセット「Z490、H470、B460」のマザーボードが「Re-Size BAR=以下、SAM」がサポート可能になりました。
筆者が以前にアップした「ROG STRIX Z490-I GAMING」は、もちろん「SAM対応」になりました。
ASUS INTEL Z490 搭載 LGA1200 対応 マザーボード ROG STRIX Z490-I GAMING 【 Mini-ITX 】 |
「BIOS」のバージョンは「1003」です。
そもそも「Re-Size BAR=Smart Access Memory」って何・・・?
「Smart Access Memory」とは・・・?
「CPU」からグラフィックボードの「VRAM」へ、アクセス時のボトルネックを解消できる技術です。
分かりやすくイラストを描いてみました。
最近までは「256MB」の小さな「くびれ」がボトルネックでした。
ところが「SAM」を導入すれば「VRAM」の容量分、全てアクセスします。
どんなに「VRAM」を増やしても「256MB」分しかアクセスできなかったので非常に効率が悪くゲームにおける「フレームレート」が反映しにくかったのです。
条件を満たした構成に限られますが「SAM」を活用すればハードウエアなど新たに増設しなくても「フレームレート」が本来パフォーマンスを引き出してくれます。
「SAM」の設定方法を載せたので是非、参考にいていただけると幸いです。
「Smart Access Memory」の設定方法はこちら
筆者が気になるポイント
「Re-Size BAR」とは、もともと「PCie」の標準仕様として仕上がっていたのですが「32bit互換」の部分が、しばらく足を引っ張るはめに・・・。
そこで最近「AMD」は「フルセット」を提供できる強みを活かして先行対応したという流れです。
そして遂に「NVIDIA」も「Re-Size BAR」をサポートできる環境が整ったので今後の「PCパーツ関連」(マザーボード、CPU、VGA、メモリ)の進化がどの様に化けるのか、とても楽しみです。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます