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【新生グラフィックが走る!】Square Enix「FORSPOKEN」のベンチマークをレビュー

今回ご紹介するのは2023年1月25日に発売されたSquare Enix 魔法アクション「FORSPOKEN=以下、フォースポークン」です。

 

 

「フォースポークン」の価格はSTEAMにて9,680円で発売中です。

 

プラットフォームはPC版(STEAM)になります。

 

ストーリーは省略し、あくまで「ベンチマーク」が目的です。

 

「4K」をベースにスコアを挙げていきます。

 

これから「フォースポークン」を遊んでみたいという方に参考になれば幸いです。

 

STEAM版はこちら!

EPIC版はこちら!

システム要件

推奨最低

プロセッサー・・・Intel Core i7-8700K / Intel CPU Core i7-3770

Ryzen 5 3600 / AMD Ryzen 5 1600

モリー・・・24 GB / 16 GB

グラフィック・・・Nvidia RTX 3070 / GTX 1060

AMD Radeon 6700 XT / AMD GPU Radeon RX 5500 XT

DirectX・・・Version 12

ストレージ・・・ 150 GB 利用可能

推奨スペックは「1440P 30fps」を指します。

ゲーム画面

ゲーム中に道しるべが表示されて指示もしてくれるので迷子にならずストーリーに集中できます。

画質設定

❶ウルトラワイド対応「21:9」

 

ウルトラワイドモニターを使ってプレイすれば一般的なモニター「16:9」では味わえない没入感が楽しめます。 

 

❷画質プリセットは「4段階」、調整できます。

❸アップスケーリング対応(DLSS、FSR、XeSS)

 

「DLSS3」とは一言でいえば・・・フレームの間を「AI」で補完してヌルヌルに見せる技術です。

 

よって「ネイティブ」では重くてカクカクしてしまう画面が「DLSS」を作動すると滑らかになるというメリットがあります。

 

「アップスケーリング=DLSS、FSR、XeSS」は「レイトレ機能」など光源処理を行いながら制作者が意図するオリジナル風味をなるべく壊さず描きます。

 

デメリットとして僅かに入力遅延が発生する場合があります。

 

それでは「ベンチマーク」を見てきます。

ベンチマークスコア検証

PC構成 

【CPU】INTEL社「Core i9-13900K

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI

【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)

GPUASUS社「TUF-RTX4090-O24G-GAMING」「ROG-STRIX-RTX3090-O24G-GAMING」XFX社「リファレンスモデル版 Radeon RX7900XTX

インテル社「Intel ARC A770 16GB

PSUThermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W

【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240

【Ver】GeForce 528.24 / Adrenalin Edition 23.1.1 / 31.0.101.4034 

 

検証時は「RTウルトラ」「DLSS、FSR、XeSS=クオリティ」に設定しています。

 

「フォースポークン」にはゲーム中のフレームレートを測定する「ベンチマーク」が収録されているので使用します。

❶フレームレート(4K、WQHD、FHD)

「RTX4090」では「レイトレ機能」を有効にして「4K120Hz」に張り付くには「DLSS」を活かさないとキープできません。

 

シーンによっては「60fps」まで下がることは、しばしば起きます。

 

それくらいグラフィックがきめ細かく高負荷です。

 

「RX7900XTX」では「FSR」を活用して常時「90~60fps」くらいで動作します。

 

ヌルヌル感はなくカクツキが目立ちます。

 

気になったらレイトレ機能を切るか解像度を下げるとか何らか妥協しなければならないくらい動作は重いです。

 

「RTX3090」はギリ「60fps」をキープしますが激しいエフェクトやキャラクターよってフレームレートが大きく変動します。

 

よって最初から「WQHD=1440P」でプレイすることをオススメします。

 

ここで「レイトレ機能」の違いを見てみます。

 

こちらは「レイトレ機能・オン」の画像ですが枠を拡大してみます。

「レイトレ・オン」

「レイトレ・オフ」

窓枠の影に注目すると奥行きに違いがあります。

 

「レイトレ・オン」にすると画面全体にコントラストが効いて黒がより引き締まります。

 

次は「DLSS」の違いを見てみます。

「DLSS・オフ」

「DLSS・オン」

「DLSS・オン」すると「ジャギー=ギザギザ感」が少し目立ちますがプレイ中は、ほぼ見分けがつかないくらい素晴らしい技術です。

 

ただ「輪郭」に若干、白さが浮き出るので画面全体のコントラストが下がって薄っぺらい印象になります。

プレイ感想

「RX7900XTX」でプレイすると「影」が欠落するバグがありました。

 

特に「トンネル下」の影が多く見られます。

 

「RTX4090/3090」「A770」では、そのような症状はなかったので恐らく原因はドライバが未成熟と考えます。

 

「フォースポークン」の仕様なのか「垂直同期」の最大上限が「120Hz」までとなっています。

 

今後「RTX4090」よりも強いハードウェア性能を持っても「120Hz」が限界なのが非常に残念です。

 

ストーリーは伏せますが魔法アクションを謳うだけあって爽快感は抜群です。(スキル習得前提)

 

ただイベントによってマウス操作(視点移動)が利かず方向キーのみしか反応しなくなるのは、かなり違和感がありました。

良かったところ

❶魔法アクションを謳うだけあって爽快感は抜群です。(スキル習得前提)

 

❷ウルトラワイド対応「21:9」

 

❸やりこめるアップグレート要素

 

❹ロードが速い!

残念な点、注意する点

❶「RTX4090」でさえ「4K120fps」はキープできない。

 

それくらいグラフィックが細かく高負荷です。

 

「4Kレイトレ」を活用できるのは「RTX3090」が限界です。

 

AMDRADEON」の場合、「影部分」にバグが発生します。

 

特に「トンネル下」の影が多く見られます。

 

❸個人的な意見ですが「建物」「フィールド」などが単調で、あちこち探索する気になれないのが残念です。

 

「フォースポークン」発表時のトレーラーと比べると、やや寂しい感じがしました。

総評

2023年から始まった「新生グラフィック」は「物理エンジン」「レイトレ機能」などあらゆる技法をふんだんに活かします。

 

まさか初発から「4K推奨」の最低ラインが「RTX4080」とは驚きです。

 

今後にかけて「アップスケーリング」が前提のタイトルが続々とリリースしてきます。

 

妥協するか、受けて立つか大きく分かれるところです。

 

共に「新生グラフィック」について語りませんか?

 

 

お目通し戴き、ありがとうございました。

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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます

 

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