ASUS様から2月4日にメディア向け発表会のご招待をいただき、取材に行ってきました。
今回は、ASUS社の最新ノートパソコン「ASUS Zenbook SORA」や「ゲーミングノートパソコン」などをご紹介します。
イベント開始前
開演まであと23分。
遂に開幕!
最初に、ASUS社の「David Chu氏」によるプレゼンテーションが始まりました。
2024年6月発売以降、Copilot+PC市場でNo.1を獲得し、2025年以降もCopilot+PC機能を搭載した豊富なバリエーションを展開する方針を発表しました。
また、ASUS社のノートPC製品におけるCopilot+PCのシェアが30%増加したとのことです。
次に、「Leon Chen氏」によるプレゼンテーションが行われました。
「ASUS Zenbook SORA」について、「軽さ」「薄さ」「駆動時間」の重要性を強調しました。
どんなに高性能なパソコンでも、重くて持ち運びにくければ利便性が損なわれ、厚ければかさばり、バッテリーが持たなければ使用頻度が減る。
これらの課題を解決するために、「ASUS Zenbook SORA」は、「薄さ」「質量(重量)」「駆動時間」「メモリ」「ストレージ」「Wi-Fi性能」のすべてをバランスよく最適化した「ちょうどいい!」ノートパソコンとして開発されたとのことです。
実際、筆者自身も1.5kgの高性能ノートパソコンを購入したものの、思ったより厚くて重く、結局デスク上でしか使わなくなったことを思い出しました。
次に、「熊谷歩美氏」によるプレゼンテーションが始まりました。
「ASUS Zenbook SORA」は、ボディにセラルミナム(セラミック+アルミニウムの融合素材)を採用。
この独自開発素材により、陶器のような高級感のある質感軽量ながら高い耐久性を実現しています。
Microsoft社によるプレゼンテーションです。
Microsoft社の小澤拓史氏が「Copilot+PC」の機能を紹介。
「リコール」・・・定期的に画面のスナップショットを撮影し、過去の表示内容を検索可能。
「Click to Do」・・・画面上のテキストや画像をクリックするだけで関連操作を実行。
「改良されたWindows検索」・・・自然言語での検索が可能。
「超解像度」・・・低解像度の画像をAIで補正し、高解像度化。
「生成フィル」・・・画像の一部をAIで自然に補完。
「生成削除」・・・不要な部分を削除し、周囲に馴染むよう補正。
また、2025年10月14日に「Windows 10」のサポートが終了するというアナウンスもありました。
2015年に「Windows 10」を導入した当時、2025年はまだ先の話だと思っていました。
しかし、気がつけば2025年が目前に迫り、時の流れの速さを痛感しています。
2025年には「Windows 10」のサポート終了に伴い、「Windows 11」への移行需要が高まることが予想されます。
現在「Windows 10」をご利用の方は、早めに「Windows 11」への移行準備を進めておきましょう。
クアルコム社の「泉宏志氏」は、新プロセッサ「Qualcomm Oryon」の性能について発表しました。
「Geekbench」のシングルコアスコア比較では、
❶Snapdragon X Elite: 90%向上(No Drop)
❸Intel Core Ultra 7シリーズ: -45%
という結果が示され、「Snapdragon X Elite」の優位性が強調されました。
「現役大学生YouTuber」の「ぜうんさん」がゲスト出演し、「ASUS Zenbook SORA」を学生向けにPRしました。
「ぜうんさん」が次の3つのポイントを強調しています。
❶薄くて軽い → 毎日持ち運びやすい!
❷バッテリーが長持ち → 授業の間ずっと使える!
❸大学生にぴったり → レポート作成や動画視聴に便利!
「学校で使うのにちょうどいいパソコン」として紹介されました。
最後に、左から「小澤拓史氏」「David Chu氏」「泉宏志氏」と記念撮影をして、イベントが閉幕しました。
ホールを出ると、「ASUS Zenbook SORA」が展示されていたので、実際に触れて試してみました。
実物はまるで「陶器」のような質感で、サラサラしていて感触が柔らかいです。






実測では「899g」と非常に軽く、筆者が所有していた10年前の2kgのノートパソコンとは比べ物にならないほど軽いです。
こちらのコーナーでは耐久性を実際にデモンストレーションしています。
耐衝撃テストとは、製品に急激な力を加えたときにどれだけ耐えられるかを調べる試験です。
今回のテストでは、「セラルミナム」という素材に対して、1kgの金属ブロックを30cmの高さから落とし、その衝撃に耐えられるかを確認しました。
その結果、表面にひび割れが発生せず、素材の強さ(靭性)と衝撃への耐性が証明されました。
こちらは「セラルミナム」をレコードと同じ仕組みで「タバール試験」と呼ばれる回転する摩耗ホイールを使い、材料の表面をこすって耐久性をテストしています。
ずっと同じポイントで擦れているにも関わらず、傷が見られないので、素材の靭性がいかに高いかがわかります。
「ASUS Zenbook SORA」の内部構造です。


超軽量でありながら、中身は数々の最先端パーツがギュッと凝縮されているのが分かります。
カラーバリエーションは、「アイスランドグレー」と「ザブリスキーベージュ」の2色が用意されています。
そして、3月に発表が予定されている新しいモデルも見せていただきました。








筆者が特に目を引いたのは、こちらのゲーミングノートパソコンです。
背面にはLEDが埋め込まれていて、まるで背面にも画面があるかのようにライティングがアニメーションします。
これを持ってお洒落カフェに持ち込めば、人目を引くこと間違いなしです。
また、このデュアルモニターのノートパソコンも縦並びで目の移動だけで頭を動かさないので、使い勝手は良さそうです。
総評
今回の発表会では、「ASUS Zenbook SORA」の超軽量かつ高品質な素材、最先端技術の結晶とも言える機能性に圧倒されました。
「ASUS Zenbook SORA」は2月5日発売。
気になる方は、ぜひ店頭で実際に手に取って、その軽さと質感を体感してみてください。
それはきっと、「筆記用具」のように手放せない相棒となるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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お時間がありましたら、ぜひご一読いただけると幸いです。
【3本指で持てる!】「ASUS Zenbook SORA UX3407RA」をレビュー【PR】
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主な仕様
OS: Windows 11 Home
CPU: Snapdragon X Elite X1E-78-100
AI機能: Qualcomm Hexagon NPU (45TOPS)
ディスプレイ: 14.0型, 1920×1200, 60Hz, グレア
メモリ: 32GB
ストレージ: 1TB M.2 NVMe PCIe 4.0 SSD
インターフェース:
USB3.2 Type-A (Gen2) ×1
USB4 Type-C (PD対応) ×2
HDMI ×1
マイク・ヘッドホン端子 ×1
入力: タッチパッド
Webカメラ: 207万画素 IRカメラ (Windows Hello対応)
サウンド: アレイマイク内蔵
消費電力: 最大約90W
サイズ: 31.07×21.39×1.34~1.59cm
重量: 約0.98kg
付属品: ACアダプター、マニュアル、保証書