新世代は旧世代を大きく超えよ

科学技術は日進月歩の世界です。特にテレビ、オーディオ、コンピューター関連の機器は急速に加速しています。 新世代、旧世代のそれぞれの製品の特長を見い出し参考になれば幸いでございます。

【黒い要塞】ASUS社「ROG RYUJIN 240」水冷CPUクーラーをレビュー

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今回ご紹介するのは2018年12月14日に発売されたASUS社「ROG RYUJIN 240」です。

 

 

ROG液冷クーラーは全部で4種類あります。

 

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❶ROG RYUJIN 360            ❷ROG RYUJIN 240

 

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❸ROG RYUO 240            ❹ROG RYUO 120

それぞれ個性的なヘッド部分とファン数に違いがあります。

 

「RYUO」と「RYUJIN」の最大の魅力はヘッド部分に1.77インチの「OLEDディスプレイ」が搭載しています。

 

今までもヘッド部分が幻想的に光るクーラーはありましたが光る部分が彫り込まれており色を変えたりパターンを演出したりして個性的な自作PCとして魅せていました。

 

そこで「RYUO」と「RYUJIN」のヘッドは光ると言うより「映す」ので無限の表現が可能になり「オンリーワン」の個性的な自作PCに創ることができます。

「ROG RYUJIN 240」の特長

❶リアルタイムのシステムのステータスとカスタマイズしたロゴやアニメーションを表示する1.77インチのカラーOLED

 

❷ROG用に設計したラジエーターファンにより最適なエアフローと静圧を実現

 

❸ライティングとOLEDディスプレイ用のLiveDashのワンストップのコントロールセンター

❹個別にアドレサブルなRGBとNCVMコーティングのポンプカバーがなめらかでモダンな美しさを強調

 

❺ビルドの中央で、ROGマザーボードを補完できるように設計

 

❻強化されたスリーブチューブにより耐久性が向上(ASUS社HPより引用)

開封の儀
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内容物
ROG RYUJIN 240 Liquid Cooler
Accesory Pack of Scews and brackets
2 x 120mm Noctua iPPC 2000 PWM Fan
Thermal compound (pre-applied)
Quick Start Guide

外観
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「ROG RYUJIN 240」をチェックする

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第一印象はヘッド部分が今までレビューした中で一番大きいです。

 

形状が四角いのでCPUを換装の際、ネジを締めるスペースがあるのか不安になりますが、カバーが外れるので、その点は安心してお使いいただけます。

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大きいヘッドは一体構造ではなくヘッドカバーを外してCPU4点ネジを締める構造です。

 

カバーを外してもヘッド部分は、かなり大きい部類に入ります。

 

後ほど換装の様子を拡大して説明します。

 

ヘッドの裏側には「CPUグリス」が添付されてます。

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個人的な意見ですが標準のグリスは長期間、使用し続けるとグリスが固まりやすくCPUを外す際、固着して外しにくくなる場合があるのでお好みのグリスを用意した方が良いでしょう。

 

ヘッドの付け根のエルボーは100度、回るのでCPUへ換装の際、お好きな位置で取り付けることができます。

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マザーボードと接続するケーブル類は直接、生えだしになっているのでヘッド部分の「ピン」を曲げる心配はありません。

 

付属のファンブレードを見てみます。

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ファンブレード界の王様「Noctua(ノクテュア)」を採用しています。

 

高品質なファンブレードはPWMファンによりエアフローを高めて騒音を最小限に抑制します。

 

早速、「ROG RYUJIN 240」をマザーボードに取り付けてみます。

 

今回、使用するマザーボードASUS社「ROG STRIX Z490-I GAMING」です。

 

フォームファクタインテル社「LGA1200」になります。

 

旧世代「LGA1151」はもちろんAMD「AM4」も付属しているので幅広いフォームファクタに対応しています。

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まず、マザーボードの裏側にバックプレートを取り付けます。

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 取り付けたら付属のネジで固定します。

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付属のバックプレートにネジを取り付けます。

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ネジを取り付けたら「CPUヘッド」を載せて完成!

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ヘッドの付け根はケーブルでギッシリしています。

 

拡大すると、こんな感じです。

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メモリソケットの隙間は、あまり余裕ありません。

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それではメモリを換装して隙間を見てみます。

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メモリと軽く触れてますがギリギリ押し倒されていません。

 

ヘッドカバーをしてみます。

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とても良い感じに収まりました。

 

上から見るとこんな感じになります。

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ほぼ隙間なく綺麗に収まりました。

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四角いフォルムが際立っています。

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「ROG RYUJIN 240」と「ROG STRIX Z490-I GAMING」を組み立てたところでPCケースに収めます。

 

組み立て完成!

 

【PCケース】NZXT社 「H210i」

 

【CPU】インテル社「Core i9-10900K」

 

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z490-I GAMING」

 

【メモリ】コルセア社「CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB 3200MHz 8×2/16GB」

 

GPUAMD社「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」  

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「Z490-I」の四角いフォルムを活かし真っ黒に統一してみました。

 

RADEON50周年記念モデル「RX5700XT」の茶色のラインがアクセントになってイイ感じになりました。 では電源を入れてみます!

スイッチON!

まず最初にマザーボードの動作に必要なドライバなどをインターネットから簡単にダウンロードし導入してくれる「Armoury Crate」をインストールします。

ダウンロードはこちら


「Armoury Crate」の基本画面

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ヘッドのモニター表示やイルミネーションの設定は「LiveDash」の方が使いやすいと思いますのでページを用意しておきます。

 

「LiveDash」の基本画面

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ダウンロードはこちら

ASUS公式HPにて「ROG RYUJIN 240」のサポートに「LiveDash」がないので「ROG RAMPAGE VI EXTREME」のページにてサポートから「ユーティリティ」→「LiveDash_1.05.03」をダウンロードしてください。

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インストールが終わったら動作確認をしていきます。

 

モニターの表示はPC内部の状態を表します。

 

例えば現在の「クロック周波数=CPUスピード」を表します。

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「Voltage=CPU電圧」

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「Temperature=CPU温度」

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イルミネーションはこんな感じで点灯します。

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メモリなど様々なデバイスと同期すれば派手なイルミネーションが楽しめます。

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他にロゴを変えたり自分で制作したアニメーション(gif)など表示することもできます。

 

「ROG RYUJIN 240」は単にCPUを冷却するだけでなくロゴマークを変えたりイルミネーションをカスタマイズして自分だけの「オンリーワンPC」を構築することができます。

使ってみた感想

早速、ベンチマークを使いCPUに負荷をかけてみました。

 

PC構成は以下の通りです。

 

【PCケース】NZXT社 「H210i」

【CPU】インテル社「Core i9-9900K」

マザーボードASUS社「ROG STRIX Z490-I GAMING」

【メモリ】コルセア社「CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB 3200MHz 8×2/16GB」 【GPUAMD社「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」

 

冷却性能は「CINEBENCH R20」を使って試してみます。

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バッチリ冷えます! ベンチマーク起動時(室温25℃)の平均は「54℃~71℃」くらいです。

 

そして何より驚いたのが「Noctua(ノクテュア)」のファンがとても静かなことです。

 

騒音ノイズは37dB前後なので、ファンが、かすかに聞こえるくらいです。

 

PCケースのファンを止めて試すと分かりやすいです。

 

冷却性能とファンノイズは満足しましたが「ROG RYUJIN 240」のデバイス管理アプリ「Armoury Crate」の認識がイマイチでした。

 

不満な点はインストールして起動するも「デバイスはありません」と認識されず「トライ&エラー」を長時間、余儀なくされました。

 

また各デバイスの更新時には赤ゲージが途中で止まったしまい延々と再起動を要求され続けます。

 

なのでどうしてもうまくいかない場合には「LiveDash」や「BIOS」にてコントロールしていくほうが良さそうです。

 

「Armoury Crate」がアップデートして安定動作に改善して欲しいです。

良かったところ

❶冷却性能はバッチリです! 最新の10コア20スレッド「Core i9-10900K」も用いてもベンチマーク起動時は「54℃~71℃」で安定してます。

 

❷付属のファンノイズが、とても静かです! PCケースファンを止めて試してみてください。

 

騒音ノイズは「37dB前後」です。 「ふぁ~」と、かすかに聞こえるレベルです!

 

静穏性を重視したければ付属の「Noctua(ノクテュア)」をお使いください。

 

❸パネル表示が自由にカスタマイズできます。 ご自分で「ロゴ」や「アニメーション」を制作できるスキルがあれば「ROG RYUJIN」の魅力は無限に広がります!

残念な点、注意する点

❶デバイス管理アプリ「Armoury Crate」の動作が不安定です。

 

インストールできたものの設定画面にて色々と設定しても反映されないことが多いです。

 

どうしてもうまくいかなかった場合には「OSクリーンインストール」してみてください。

 

「イルミネーション」や「モニター表示」は「LiveDash」をおススメします。

ダウンロードはこちら


❷ヘッドが大きいのでメモリと干渉する可能性があります。

 

干渉してしまったらカバーを外してお使いください。

 

カバーが「ROG RYUJIN」の最大の魅力なので、この機にマザーボードを「ASUS社製」に乗り換えるの良いかも?!

総評

「ROG RYUJIN 240」はOLEDスクリーンやRGBイルミネーションといった人を惹きつける魅力が凝縮したAIOクーラーです!

 

しかしヘッドが非常に大きいせいで取り付けが今までの中で一番、大変でした。

 

特に苦労した点は「Armoury Crate」がうまく使いこなせないことでした。

 

その苦労した分、通常起動した瞬間に今までにない「達成感」を味わえました!

 

「入門者」には少し厳しいAIOクーラーだと思います。

 

例えば「ROG RYUJIN 240」の公式HPページにて必要なドライバがなかったので自分であちこち探して大変でした。

 

その苦労して乗り越えた「達成感」は裏切らない魅力がギュッと凝縮したAIOクーラーなのは間違いないです!

 

この機会に「ROG RYUJIN 240」に乗り換えてみませんか?

 

 

お目通し戴き、ありがとうございました。

 

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主な仕様

フォームファクタ-Intel: LGA 1150, 1151, 1152, 1155, 1156, 1366, 2011, 2011-3, 2066 AMD: AM4, TR4 ラジエーター-272 x 122 x 27 mm

スペックの詳細はこちら

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